いよいよ本日 開幕
2018 女子世界選手権

今回はバレーボールのポジションについて
バレーボールはラリー開始前のポジションがルールにて厳密に決められていますが、ラリー開始後は後衛の制約以外はフリーです。
多くはラリー中の位置を「ポジション」と使われているので今回はラリー中のポジションについて説明します。
前衛(フロント)・後衛(バック)
6人制バレーでは3人が前衛、3人が後衛となります。後衛はアタックラインを踏んでのアタックヒットが禁止されるなど、プレーに制約があります。
また前衛・後衛は前後の位置関係であり、横との位置関係も含めて表すこともあります。
例)前衛レフト(フロントレフト)
後衛ライト(バックライト)etc.
レフト
ネットに対して左側に位置するプレイヤー。
主にアタックが得意な選手を配置し、エースアタッカーと呼ばれるのもレフトの選手が多いです。
また、バックレフトは最も強打が多いポジションでもあるので、チームで1番レシーブ(ディグ)が得意なプレイヤーをバックレフトに置く配置もよく見られます。
センター
ネットに対して中央に位置するプレイヤー。
前衛では中央からのアタックに加え、ブロックの軸となるポジションです。左右どちら側へもブロックへ行ける機敏さが求められます。
後衛では深い位置のアタックへの対処を要求されます。
ライト
ネットに対して右側に位置するプレイヤー。
主にセッターをここに配置することが多いです。
ライトは面白いポジションでチームの方針によってセッター、ウイングスパイカー、スーパーエース、ユーティリティ、ユニバーサルなど役割が異なるポジションです。
ポジションと役割を合わせたもの
ここまで説明したポジションとアタッカー(アタックをする人)、レシーバー(レシーブをする人)、サーバー(サーブをする人)などの役割を合わせたものが以下の用語です。
トップレベルではこの表記が当たり前になっています。
ウイングスパイカー、サイドアタッカー、アウトサイドヒッターウイング・サイド・アウトサイド、いずれもネットの端(アンテナ付近)の位置で、アタックをする役割を担います。
スパイカー、アタッカー、ヒッターもほぼ同じ意味です。
ミドルブロッカーミドルとセンターは同じ意味。ネット中央付近からブロックをするプレイヤーをいいます。
実際には状況に応じてサイドに寄ったり、前衛の3人全員が中央で構えたりすることがあります。このブロック戦術の中核を担うのがミドルブロッカーとなります。
セッターボールをセットする人。
オポジットセッター対角のポジション。
主にセッターがライトに位置することが多いため、ライトポジションに入ることが多いです。
しかし、あくまでもセッター対角なので、センターセッターであればオポジットはセンターとなります。

リベロ
リベロは後衛のポジションであり、レシーバー・ディガーという役割を担っています。
リベロが守備専門職となることが多いのはプレー制限がえることが理由です。
ピンチサーバー、ピンチレシーバー、ワンポイントブロッカー、ワンポイントセッターピンチというと劣勢の状況をイメージしますが、実際は「重要な場面」という意味です。
例えば、どうしてもサーブから得点が欲しいときに出るのがピンチサーバー。どうしてもサーブを拾いたい場面で出るのがピンチレシーバー。どちらも重要な場面でのワンプレーを期待されるプレイヤーを呼びます。
長々失礼しました

今夜7時からの放送となります!!
楽しみです
