『犬と私の10の約束』 | 不規則学生の報告書

『犬と私の10の約束』

こんばんは。

映画も結構観ます。

と言っても映画館へはかれこれ半年以上足を運んでおらず、もっぱらレンタルなのですが。

今回見たのはちょっと気になってたやつで、まとまった時間が出来たのでせっかくだからと借りてきました。


収録されてた予告編でやや危なかったです。


舞台は北海道。

中学生のあかりと、犬のソックスの十年間のハートフルストーリーって感じでしょうか。

序盤でお母さんが倒れて入院する事になります。

頭のレントゲン写真が貼られていたので多分脳腫瘍か何かでもう手のつけようが無いという状況。

お父さんは自分は医者なのに一番近くにいる妻の病気に気付きもしなかったと嘆きます。


そんなお母さんの入院とほぼ同時期に子犬のソックスが家族として迎え入れられるのですが……

病院でお母さんがあかりにこの作品のキモである『犬の十戒』を教えると言うシーンが有ります。

もう完全な自己満足になりますが書き連ねちゃいます。


01.私と気長に付き合ってください。

02.私を信じてください。

03.私にも心があります。

04.言うことを聞かない時は、理由があります。

05.私にたくさん話しかけて。あなたの言葉は話せないけど、ちゃんとわかります。

06.私を叩かないで。本気になったら私の方が強いんです。

07.私が年をとっても、仲良くしてください。

08.あなたには学校もあるし、友達もいるよね。だけど私にはあなたしかいません。

09.私は十年くらいしか生きられません。だから、出来るだけ私と一緒にいてください。

10.私が死ぬ時、お願いです。そばにいてください。そして覚えていて。私がずっとあなたを愛していたことを。


最後の一つを余命僅かなお母さんがソックスからの言葉を借りて、自分の気持ちも代弁しているんだって思うとこれだけで危なかったです。

開始30分経ってたか経ってなかったか。


この映画、全般的にソックスの演技力が凄いなと。

あっち向いてホイは一度やってみたいですねー。

あとあのアフロ君は少し前にコーヒーのCMで大泉洋と共演してた犬泉洋の子ですかね。

箱に頭突っ込んで「……イメチェン?」は思わず吹きだしました。


物語の終盤、ソックスとの十年間、と冒頭で述べている通り、別れがやって来るわけです。

ちょっとした段差も登れないほどに足腰が弱っていたソックスがとうとう起き上がる事もままならなくなり、そんな時に大事な手術が控えていてあかりは離れられない、どうしようって時、モルモットを抱っこして「行きな」と言ってくれたいかつい顔の先輩がすごいいいオッサンでした。

獣医だからこそだろうなあと。


なんとか間に合ったあかりにお父さんがお母さんの遺した犬の十戒を見せてくれるのですが、ありゃ反則だと思います。

お母さんの言い方が余程誘うものがあるのか、そしてソックスの演技力の高さもあるのか(本当に静かに眠ってしまいそうな顔してるんですよ)5つめ辺りまで我慢したのを覚えてます。奥歯かみ締めたり目をぎゅっと瞑ったりして。

8つめから駄目でした。9つめ、ラストと畳み掛けられて目の前にじんで何にも見えなくなって。


や、久々に泣いた気がします。

本とかテレビとか映画とか観てもあんまり泣かないんですが、これは予告からして危なかったので劇場で見てたら目も当てられない事になったと思います。周りを気にしなくて済むのでレンタルで観て正解かも(といいつつ劇場で観ても見たかったなと思うのはレンタルした時いつも思うんですが。


これを見て変わったことはSOYJOYのCM。

あかりとお父さんをそれぞれ演じた田中麗奈さんと豊川悦司さんが立場全く違いますがもうあかりとお父さんにしか見えなくなりました。

そこかよっつーか多分そんなこと思うのは多分自分だけ。