ツッコミ命 真山葉瑠 月組貸切公演 | 鉄火のこまきの平凡な日々時々宝塚

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蘭寿とむさんのご卒業を経てライトな宝塚ファンになりました。平凡な毎日を日記代わりに書いています。食べることが大好きで単純なのに時々変なことを掘り下げ始めますがよろしくお願いします。

今日の東宝13時半公演は、月組さん阪急交通社貸切公演にして、


My 楽でもありました。


急遽回ってきたチケットで、誰が司会なのか聞くの忘れた…


と思ったら元月組男役のるんぱさんで(真山葉瑠)


現月組組長越乃リュウさんより、いち、にい、さん…7学年上の


ツッコミキャラのるんぱさん、自己紹介ののちいきなり


「楽屋には、3つの部屋がございます」 ハイ(@_@)


「今回ですと汝鳥伶さんが入られる専科部屋、そして各組の上から


4人までが入る幹部部屋、そして大部屋でございます」…ハイ(わくわく)


「わたくし、宝塚に16年在籍いたしましたが、幹部部屋に入ることなく


退団いたしました。ですから幹部部屋といったらそれはもう、ドキドキする


場所でございました」 …なるほど。



「で、今日懐かしい月組の楽屋をお訪ねしましたらあなた


(あなたとは言ってないかも)


そこにきりやん(霧矢大夢)がいたりするわけですよね。わたくしに


しましたら、あら~という感じで、若返った月組さんでございますが」(爆笑)


そんな、若返った月組さんの、これまた若い組長さんでございます、


1番手、越乃リュウさんより、ご挨拶をいただきます」


出てくる時からニヤついてしまっている若きイケメン組長リュウ様は、


「皆さま本日はご観劇ありがとうございます、1番手の(笑)


越乃リュウでございます」


よしよし、と言う感じに頷くるんぱさん(笑)


で、流れるようにいつものご挨拶をされ、流れるように裾に入ろうとした


組長にずい、と近寄るるんぱさん(笑)


「ちょっと待って」「ハイッ」(←念のため、組長の返事)


「ねぇ、あなたさぁ、組長になると思ってた?」 目が泳ぐ組長


「入った時組長になると思ってた?」 …なんという公開質問(笑)


組長 「い、いえ、思っておりませんでした」 (思っていたらコワイ)


「そうよね~(我にかえったのか)だって若いもんねぇ~」


<入った時>という質問と一致しない相槌のような気が(コラ)


「ココ、全然ライトがちがうのね!(組長ライトとるんぱライト)


すいません、もっと強めの照明(コッチにも)お願いします!」(爆笑)


「本当に若い月組組長さんでございました」 とまとめるるんぱさんに


苦笑しながらハケていくイケメン組長さんの後ろ姿に、


アタマからお疲れ様でございます、と声をかけたかった(笑)



お楽しみ抽選会のお手伝い、隼海 惺さん。


この方がまた、研3とは思えない、いい度胸の芸達者な方で。


22年先輩(!)のるんぱさん相手に、キッチリ渡り合う。


るんぱ 「ダンスが得意、それではジプシーっぽく踊りながら(券を)ひいて下さい」


隼海くん 「え~わたくし本公演ではジプシーの役ではないのですが…」


るんぱ 「喋らなくていいから踊って」 ←鋭いツッコミ


それにちゃんと、歌いながら踊って券を引く、って、なかなかできないのでは。


るんぱ 「トップスター、霧矢さんのダンスの真似(!)をしながらひいて下さい」


ちょっと困った顔をしたものの、「みなしご稼業~」 と歌いながら


ちゃんとダンスのモノマネを(笑)


るんぱ 「ポスターが楽屋に貼ってあった、シルクドソレイユの感じでひいて下さい」


なんという無茶を言う、コレも愛のムチか、と思っていたら


隼海くん 「ではちょっとマイクを置かせていただいて…」(!)


るんぱ 「じゃあわたくしが(マイク)持ちます」


そして、研3の彼は、ヒールのかかと部分を持って、もう I に近い、


Y字バランスをしながら券を引く!!大拍手です。


ふっておきながら、あっけにとられるるんぱさん(笑)


るんぱ 「こんなにノリがイイと、私もやりやすくて助かるわ~」


るんぱ 「では最後に、あなたがいまできる、1番カッコイイ、キザ~な


男役な感じでひいて下さい。ブロマイド出てる?」「まだです」


「じゃあ出たら、今日のお客様がつい、買いたくなるようなカッコイイ感じで


さあ!お願いします」


隼海くん、照れません。全然。


ちょっと言葉で説明しにくい、でもああ、ああ、という男役の仕草を


薄目(よくあさこさんがやったようなセクシー顔)でキメながら


券を引き…(笑)場内、大喜びです。


さすがのるんぱさんも、


「もうこれから、抽選会のお手伝いは隼海さんじゃなきゃ、イヤだ!


ってお客様がいらっしゃるかもしれませんねぇ」 →大拍手


あんなに盛り上がる抽選会も珍しいのではないでしょうか。


隼海くん、10分間で、観客の心、ガッチリ持っていきました。



そしてお待ちかね終演後のトップスターのご挨拶。


るんぱ 「阪急交通社といえば…お膝元ですもんねぇ(なんの)」


キリヤン 「はい、わたくしもオフの旅行でお世話になっております」


るんぱ 「あら~そうなの?私もNY旅行をセッティングしてもらったことあるのよ」


ここは楽屋か(笑) イヤ、喜んでいますけれども。



「今日は、皆さまに阪急交通社の貸切にきてよかった!と思っていただけるように…」


息をのむキリヤン(笑)


「霧矢さんにモノマネをしていただこうかと思うんですけれども」 (拍手)


ええ~!?という顔になる月組トップスターとお嫁さん。


るんぱ 「そうですねぇ~皆さんご存知の方ということで…」


ネタ、るんぱさんが決めるんですか?(私の心の声)


るんぱ 「あの、戦場カメラマンの方なんかどうかしら?」


キリヤン、絶句ののち…


「戦場…カメラマンの…渡部…陽一です…」 シーン…


るんぱ 「ちょっと中途半端だったかしら?」


キリヤン 「私もものすごくスベった気がします」


るんぱ 「ごめんなさいね、トップさんにこんなこと…


     あ、じゃあ、蒼乃さん?いかがかしら」


目を丸くするまりもちゃん(蒼乃夕妃)


キリヤン 「蒼乃は真山さんとも今日初対面で…」


るんぱ 「そうよね~、ごめんなさいね失礼なお願いして」


かばうキリヤンかっこいい~さすが~と思ったら


るんぱ 「では蒼乃さん、お願いします!」 お願いするんですか!?(笑)


まりも 「せ、せんじょうカメラマンの…(ふきだして)ココでやめておきます」


るんぱ 「そうね、そのほうがイイわね」


もう、めちゃくちゃです(笑)めちゃくちゃ楽しい、ということですけれども。


我に返ったるんぱさんはその後普通の挨拶をキリヤンに求め、


キリヤンも下級生からトップスターに戻り(笑)挨拶を終え…


るんぱさん、最後に、


「次回の貸切公演は、11月28の…最後にやってしまいました、


11月28日、日です。星組公演でございます」


コレはツッコミ倒された各生徒の呪いの一撃でしょうか(笑)


…と、るんぱさんのことだけで長文になってしまいましたが、


現役時代、シブい大人の男をやらせたら文句なしだった


るんぱ先輩の、見事に楽しい、さすがの司会ぶりでございました。