愛と青春の宝塚 | 鉄火のこまきの平凡な日々時々宝塚

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蘭寿とむさんのご卒業を経てライトな宝塚ファンになりました。平凡な毎日を日記代わりに書いています。食べることが大好きで単純なのに時々変なことを掘り下げ始めますがよろしくお願いします。

「愛と青春の宝塚」を見るために、急いで帰ってきた私(笑)


もちろん録ってもいますけれども…


以下ネタバレ少々含みます。



イヤイヤイヤ、懐かしい…暴れるわたるさん(湖月わたる)リュータン。


テレビだと、舞台のときはよく見えなかった、後ろの、


るんぱさん(真山葉瑠)とかかのちかちゃん(叶千佳)とか、


よく見えて嬉しく。みどりちゃん(大鳥れい)もかしげさん(貴城けい)も


本当にキレイですよねぇ。


スキヤキの歌で暴れまくるわたるさんが最高で…


スキヤキ食べたくなりました。



カッコイイなぁ、わたるさん。カッコイイ(2回目)


徹底的に身につけた男役ぶり、卒業しようが何しようが、カッコイイ。



舞台もしくは放送をご覧になった方しかわからない話ですが、


かしげさんの「人を押し退けてまで役をほしくない」 というセリフ。


私もあそこで手は挙げないタイプで、なぜ挙げないんだ、と言われ…


(まぁ私の場合は才能があるとかではないですけれども)


コレ、よくわかるんですよねぇ…そうすると「欲がない」とか


「気取ってる」「本気じゃない」と言われるのですが。


自信があるとかないとか以前に、そういうことができない性格の


タカラジェンヌもいるでしょうねぇ…とか、一方で、


役がほしくて泣いたり、そういうシーンを見ると、香盤をみたときの


喜びや悲しみや落胆や、いろいろあるだろうなぁ、などと思い。


宝塚が大好きで、たくさん観れば観るほど、いろいろな生徒さんの気持ちを


思ったりしてしまったりして、切なくなりますよね。



そして、たとえお芝居でも、


「ただいまより東京宝塚劇場は閉鎖されます」 


「宝塚は今日の日本に不必要な存在です」 というセリフに


胸が痛くなりました。


今そんなことを言われたらどうすればいいんだ、ということと共に、


あの楽しみの少ない時代に、縛りや制限の多い時代に、


宝塚という楽しみが、どんなに人の心を照らしたことだろうかと


それは今の私たちが観劇を楽しみにする比ではなかったのだろうと思うと、


ソレを取り上げられて、ますます戦時色濃くなっていく、明日をも知れぬ


世の中で、絶望せずに未来を信じて生きていくということのすごさ。


平和でありがとう、健康でありがとう、文句言ってごめんなさい。


という気持ちになりつつ…トシでしょうか。1幕をみただけで、涙目です。


おかしい、舞台を観たときは泣かなかったような気がするのに。


いかん、ココで泣いていたらこれから2幕どうなるんだ…。



それにしてもわたるさんリュータン、かっこよすぎるやんか…


「あんたはあたしの相手役やで!あたしが守ったる!」(←ニュアンス)


はぁ…(←なんのため息) やっぱり好きだ、宝塚(←いまさら)