6月のレッスン | ぽたぽたぴあの

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老化防止にピアノを弾く50代の主婦です
現在レッスン休止中。
特に目的を定めず自転車でのんびりと走る「ポタリング」が好きで
ピアノ活動もそんな感じでやっていこうと「ぽたぽたぴあの」とつけました。

 
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6月のレッスン。

 
仕事が忙しくて寝不足なうえに ほとんど練習できず。
 

しゃあない おとなピアノってそういうものさ

 

自分にそう言い訳をして レッスンへ。

 

教室へ入ると 先生がブツブツぼやいてる

先生は先生で 母校の定期演奏会の手配で忙しいらしく

「パソコン使えないって言ってんのに、もう!」

 

あ・・・お怒りモードでしたか・・・。

 

 

さて お題はショパンのノクターン 19番 Op.72-1。

いろいろ音源を聴いていたせいか 知らぬ間にテンポが速くなってたみたいで。

ほんと 聴きすぎは良くない、と痛感。

音源と同じようなテンポで弾くと かえって 慌てて弾いてるように聞こえるらしい^^;

(素人なんだから)もっと ゆったり弾け、と。

左の音が多いから うっかりすると どんどん速くなっちゃうよ、と。

 

はい、もう一度。

 

2回めは 少しゆったり弾いていく。

この曲、後半「盛り上がる」とこで3箇所ほど弾きにくいところがあって

逆にいうと この3箇所をクリアしちゃえば この曲はなんとかなるのだが

 

案の定 そこでストップがかかる。

 

「あ、わかった!」 と先生。

 

な なんすか・・・振り返ると 私のもつれた指を 嬉しそうに眺めて

 

先生

「ショパンの場合、フレーズの最後の音が『和音』や『オクターブ』のときには

その手前の3つくらいの音をゆっくりにして弾くと綺麗にまとまるよ。

対して、最後の音が一音のときは そのままの速さで弾いて大丈夫」と。

 

 

 

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スクリーンショット 2

 

 

 

ふむふむ なるほど

それって ショパンの他のノクターンでも そうなんですか??

 

「そう、ショパンの場合は基本的にそう捉えたらいい。

速いフレーズの最後に和音だのオクターブだの、ってなってるということは

その前にrit.とは楽譜には書いてないけれど そう意識して書かれてると思う。

他の作曲家はまた違うけれどね」

これもショパンのニュアンス、ということだろうか

 

んー確かに弾きやすくはなる が 疑うわけではないが

まあ 弾けない人に どうやったら弾けるようにするか

というのが 大人を指導する先生のスキルでもあるわけで

このあたりの言い方が 秀逸な先生なので これが個人的なアドバイスなのか

ショパンが意図したものなのか それこそ素人の私にはわからないのだ

 

まあ どっちにしても私は弾きやすい方を取るからいいのか(笑)

 

こりゃ もう何曲か挑戦して いろいろ学ぶとおもしろいかも。

 

 

 

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