過去世を通して過去の嘘を暴き、何が今の自分に作用しているのかを見つけるのは、自分の闇を知る一番手っ取り早い方法である。
私には、不思議に思うことがあった。
それは、彼との事を読み解いていくと、必ず母との関係性の中にも共通する答えを見つける事だった。
この時、私はまだ気付いていなかった。
彼と母が同じ闇に巻かれていることを。
私は、彼との関係性をもう一度良いものに変えたかった。それは、母に対しても同じだった。
私は母との関係性を半ば諦めていたけど、今の母は前とは違う。
兄夫婦が離婚に向けての話し合いが始まった頃、体調が悪くなった母は、私を頼るようになってきていた。
母は、愛情をもらうターゲットを私にすり変えただけだった。それでも私は嬉しかった。母の愛に飢えていた私は、今こそ母を助ける場面だと意気込んでいた。
これでやっと普通の親子関係になる
そう思っていた。
でも現実は違った。
私の魂は、母の魂と面と向かって向き合うことを設定していた。
世間には、毒親で悩んでいる人が多くいるけど、毒親の正体は、霊的な物に巻かれているのが原因だったりするので、本来関係性を修復するのは難しい。
母にも霊的な生き物が憑いていた。
でも、それでも私は挑みたかった。
そこを通り抜けない限り、彼との再会は果たせないと何故か魂が知っていたから。
逆に言えば、彼の魂への愛がなければ母と向き合う事なんて出来なかった。
私は何故彼の魂をこんなにも大好きだと感じるのか分からなかった。
私には、確かに遠い昔あなたと一緒に遊んでいた記憶がある。
ね?どうして私達は今離れ離れなの?
彼に対しては、いつもこんな気持ちが付きまとっていた。
彼の魂と再会した喜びが、常に前へ進むように私を突き動かす反面、分離している物悲しさがいつも私に涙をもたらした。
そんな私を側で見ている家族をこれ以上困惑させてはいけない
そう思った私は、全てを赤裸々に告白する事にした。
スピリチュアルに意識が向き始めた主人は、すんなりと理解を示してくれた。説明する時に、ツインソウルの話を題材に使ったのが良かったのかも知れない。
自分の世界で忙しい長男には、あまり不安を見せないように気をつけた。彼には、私のエネルギーの変化を見せれば良い。
次男は、レインボーチルドレンなので宇宙からメッセージを降ろして私をサポートしてくれた。小学生ながら人の闇を見抜く彼に、何度となく救われた。
スピリチュアルに全く縁のなかった親友は、私と話している時だけメッセージをキャッチ出来るようになっていった。彼女は、私専用のヒーラーの役目をしてくれた。
この3人を巻き添えにして、私は次元上昇をしていく事になる。
その後、次から次と入ってくる情報をキャッチして動いていたら、なんと家を建てて母と同居する羽目になってしまった。
勿論決断したのは、私。それは、後から命がけの選択だったと知る。
母は、昔から愛を知らない人だった。
母が思い描く幸せな家庭とは、経験からくるものではなく、思考で思い描くものだった。
心を尽くせば必ず相手に伝わる
そう思って結婚した母は、何故か心が伝わらない相手に囲まれ苦しんでいた。
救われたかった母は、宗教の扉を叩く事になる。
でも、そこで身に付けたのは、家族をコントロールすることだった。
宗教とは、相手を支配する道具にしか過ぎない。支配するには、必ず犠牲者が必要になる。
私達は、支配と被支配を転生の中で何度も繰り返し演じている。
だけど、繰り返しばかりでいつ目覚めるのだろう?
そんな自分達が別の存在に支配されているのだと、人間はいつになったら気が付くのだろう?
私は、過去世で母の言いなりだった時がある。だから、今回挽回したかった。でも、そこにはややこしい魔法がかけられていた。
それは、見せかけの愛。
人は愛に飢えて愛に絆されて
間違った思い込みを持つようになる。
このややこしい魔法を解くのが、本当の愛に辿り着く近道だと私の魂は知っていた。
ただ闇を見破れば良い
そんな簡単なことではない。闇を潜り抜けるには、本当の愛を知り強くなる必要があった。
だから、私は彼と出会った。
仕組まれて出会ったのだ。
魂が揺さぶられるこの気持ちは、この世のものではない。
この経験をする私には、何か使命があるのだとすぐに感じた。
そして、その頃から私は数多くのチャネリング本を読むように促された。
スピリチュアルを好きだったわりには、何故かチャネリング本を読み漁っていなかった。
でも、これが良かった。
一冊、一冊、その時に必要なメッセージが私の前に現れた。このタイミングには、いつも驚かされた。もう宇宙を信じるしかないと思った。
それから、読む毎に高次元のエネルギーと繋がってメッセージを貰えるようになった。
意識が拡大した私は、現実で起きている意味を多次元的に解釈出来るようになり、次第に松果体や脳幹が活性化し始めていった。
私はこう思っている
私はこう感じている
ありのままの自分の気持ちを口に出すのは、とても勇気がいる。本当の気持ちというのは、幾重にも重なり心の奥底に隠されているものだからだ。
これを引き出すのは、簡単な作業ではない。
自分の中の男性性と女性性を統合させるには、恐れず感情の中に身を委ねていく覚悟が必要になる。
感情の浄化を終えないと統合は始まらない。
私達は、自分の中の男と女を和解させなくてはならない。
それは、ある意図によって長い間分裂したままになっている過去からのストーリーのせいだ。
男性は、ハートを感じなくされ
女性は、自分の気持ちが言えないように喉をブロックされた。
この男性と女性の不和な状態から出るエネルギーを好き好んで摂取している闇の存在がいる。
私は、女性として生まれた彼との過去世を思い出し、今世また辛い体験をしたのは未浄化な感情を浄化するためだったと知った。
そして、闇に邪魔された憎しみを思い出す必要もあった。今世こそ闇と決着をつけると生まれる前に設定していたからである。
それに私は、男性として過去にエジプトの王だった時や、司祭だった時に権力でもってたくさん酷い事をした経験もある。
そう、男性性も女性性も全て私の中にある。
どちらかがどちらかを責めている限り、統合は始まらない。
本当の愛を手に入れるには、まず自分自身の欠けているピースを集めなければならない。そうしないと、目の前に現れる異性は、自分と同じようにどこか欠けていて、一緒にいても満たされる事のない人を引き寄せてしまうからだ。
相手に写し出されるのは、自分の欠けた部分。批判するのではなく抱きしめる事をしなくてはならない。
そうしなければ自分の欠けたピースは、埋まらない。
この解釈が出来なくて皆苦しんでいる。 この間違った物の見方を変えていくのは私の役目なのだ。
今こそ女性の錬金術を使って愛を勝ち取る
これが私に課せられた使命。
その頃の私は、古代エジプトの記憶がずっと蘇っていました。この後、私の人生を早蒔きにするある人物とのの出会いが待ち構えていたのです。その人もまた、過去世のカルマによって今世会う設定になっているうちの一人でした。
