自殺と間違われた話。続き | 桃色テラス

桃色テラス

事物に対するあやふやな恋情≒物欲食欲、日日流され忘れてしまうような些事など、雑多な覚え書きの保管場所。
地元茅ヶ崎に関するメモ、私見偏見に満ち満ちた本・映画などの感想も。

あはれ来て野には咏へり曼珠沙華

三橋鷹女が理想です。

「自殺と間違われて通報され、警察のご厄介になりました。情けない。そしてごめんなさい。」

 という先日のお話の穴埋めをちらほらと。そうそうあることではないので(あったら困る)忘れないうちに警察とのやり取りや雑感をメモしておきます。

【経過】
①線路に座って写真を撮る
②通りがかりの車の方から、声をかけられる。
③カメラをみせて「写真を撮ってるんです」と説明する
④道路の向こうから「自殺だと困るから、警察呼んだからね」と声をかけられ、線路から道路へ移動
⑤パトカーがくる
⑥事情説明
⑦パトカーに乗って
⑧茅ヶ崎警察へ
⑦身元引受人に電話
⑧事情聴取?
⑨上申書を書く
⑩身元引受人(同居のパートナー)到着
⑪身元引受人の書類を書いて、お世話になりました。

 



まずこのあたりからスタート…。

④道路の向こうから「自殺だと困るから、警察呼んだからね」と声をかけられ、線路から道路へ移動
⑤パトカーがくる


 「自殺ー!?」と叫びたくなったものの、足が痛くてヒールは脱いでいたし、明け方に一人。カメラを見せたぐらいじゃ信用ならないのかもしれない。逆の立場でも通報したかも…と思い、とりあえず線路から出て先方に謝る。車は去っていき、薄青い夜明けの線路わきで情けない気分満載に。
 が、車上荒らしを捕まえ、6時間以上警察に拘束されたことを思い出す。めんどくさいから逃げちゃおっかな……そう思わなかったかといえばウソです。でも、ここでいなくなったら、それこそ事件になってしまうだろうと腹をくくってパトカーを待つ。カメラもあるし、説明すればわかってくれるでしょうしね。
 
 そうこう悩むこと体感3分程でパトカー到着。赤灯はついていたけれど、サイレンは鳴っていなかったと思う。なんたって明け方ですからね。迷惑ですからね……。
 パトカーは路肩に止まり、線路横に立つ私をすぐに見つけて、制服に身を包んだ若い警官が寄ってくる。

 「あの、私です。ごめんなさい」

 たぶん、過去5年間でさいっこーにしょぼくれた私がそこにいた、はず。




書いててしんどくなってきた。
ううう、続く。