食客として迎えた友人(以下パンダ)が、明日(26日)実家に帰る。といっても年末年始の一時帰省なのだが。
求職者支援制度を利用してスクールに通う彼女を迎えて、早2ヶ月が過ぎた。あっという間だったなぁ、と思う。一緒に過ごす期間はあと一月弱。
毎日更新を目指していたブログをしばらく休んでしまったことで、続けて読んでくださっていた方の中には「パンダさんはどうなったのだろう」と心配してくださったかたもいるかもしれません。ごめんなさい。
彼女は現在も我が家で元気に過ごしています。
クリスマスの今日、パンダさんは通っているスクールでMOS試験(Excel)を受けて来た。結果は、合格。浮かない顔をして帰ってきたから、てっきりダメだったのかと思ってしまった。ごめんね。
試験に出たのはExcel2007。パンダさんの手持ちパソコンにオフィス系ソフトは入っていない。私がもっているのはもっと古いし、基本的にオープンOfficeでコト足りてしまうから、友人からExcel2007がインストールされているパソコンごと借り受けた。
スクールで居残りが出来るのは1時間のみ。そこで模試を受けたり、帰宅後に自分でExcelをいじったりと努力を続けて合格を手にしたのだ。おめでとう。
私はExcelが苦手だからセンセイにはなれないし(友人に何度か家庭教師を頼んだけれど)、仕事の年末進行でばたばたしているところに体調不良が重なって、テスト対策を練るどころか、寝起きを共にしながらパンダさんと顔を合わせることもなく毎日が過ぎていった。
彼女のために出来ることは何かと考えていたけれど、結局そんな必要はなくて、私はただから回っていただけなのかもしれない。
明日からの帰省日程は、車を出してくれる妹パンダの都合により決めた。パンダさんは、手持ちのパソコンを持ち帰る準備をするため、「しばらくログインできないから」とネットゲームの友達への挨拶にいそしんでいた。
今晩から明日の晩にかけてログインしないだけで挨拶が必要なほど、またネットゲームにのめり込んでいたのだろうかと少し不安になる。「Excelの試験だって、合格することが目的じゃないんだよ。就職のための手段なんだって、わかってる?」。やかましく言おうとして、辞めた。頑張ったのは確かなのだから。話し相手、相談相手がきっと、ゲームの向こうに沢山いるのだから。
帰宅に当たって父親のことが不安なのだ、という。
彼女が拙宅で暮らす一番の理由は、父親の暴力暴言と、それに追従する母からの暴言によるものだ。祖父・祖母がパンダさんの身を案じているので正月は帰省することにしたが、果たして父親に何を言われるのか、何をされるのか思いやるほどに気が滅入る。
パンダさんの自宅と私の家は、バスで1本20分の距離。
鍵は渡したままだから。
私に出来ることはないけれど、うちはいつでもここにあるから。
お一日だって真夜中だって戻ってきて良いんだよ。行ってらっしゃい。
*いつでもここに。そういえるのは連れのおかげさまです。感謝。
*yanyan、パソコンありがとう!
*同居のいきさつははこちら。
求職者支援制度(10月1日施行)を利用する“幼なじみパンダ”と見切り発車同居スタート!