令和6年度 南座 歌舞伎鑑賞教室

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行ってきました。楽しかったです!

 

一、歌舞伎への誘い(かぶきへのいざない)

 

解説

桜花 昇ぼる

銘作左小刀

二、京人形(きょうにんぎょう)






 

左甚五郎
京人形の精
女房おとく

片岡 松十郎
上村 吉太朗
片岡
 千壽

 

上矢印

今回のプログラムはこんな感じでした。

 

幕開きは、元OSK日本歌劇団トップスターの桜花 昇ぼるさんが案内役として登場され、ミラーボールがキラキラ回って超華やか。

 

私、桜花さんを拝見するのは今回が初めてなんですが、とてもお綺麗で品のあるスターさんという印象を受けました。

 

今年の鑑賞教室のテーマは「歌舞伎における女らしさ、男らしさ」

歌劇と歌舞伎の共通するところや異なる魅力を交えながら、桜花さん・千壽さん、愛治郎さんが楽しく進行。

 

体験コーナーや質問コーナーもありました。

鳴物体験コーナーで舞台に上がったバレエ専門学校の生徒さんが、とっても可愛らしかったんですよ。コーナーが終わって、花道から客席へ戻る時に桜花さんのエスコートで優雅かつ華麗に退場されました。温かい笑いもあり、客席がホンワカとなりましたね。

 

桜花さんと千壽さんのデユエットダンス(?)があったのですが、その時桜花さんの男役スイッチが入ったんです。千壽さんを見つめる目が、熱い・・!さすがですね。

 

「歌舞伎への誘い」は、盛沢山で内容の濃い50分でした。

歌舞伎に詳しい人もそうでない人も、興味深く楽しく過ごせるように工夫されているのを感じました。

 

さて、来年はどのようなテーマで、どなたの解説になるのでしょうか?今から楽しみです!

 

 

撮影OKコーナーもありました。

#南座で歌舞伎で宣伝してください」とのことでした。

   

 

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休憩をはさんで、銘作左小刀京人形が上演されました。

 

人形に命が宿って動き出すというファンタジーな演目。この作品は海外の方が見ても普通に楽しめると思います。

 

京人形を演じるのは上村吉太郎さんです。

可愛くてユーモラスな振りも、女性らしい仕草も、ロボットのようなカクカクした動きもあって、見ごたえがありました。

 

衣装も綺麗で、左甚五郎役の松十郎さんとの息もピッタリ。

歌舞伎をもっと観たいな、じっくり観たいなと思わされました。

 

歌舞伎を一度は観たいけど、何を観たらいいのか分からないという人にも気軽に行ける歌舞伎鑑賞教室です。19日まで上演中です!

 

 

南座のおいしいコーヒー(井筒屋さんの八つ橋1個付いてきます)こちらもお勧めします。

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