忘れないうちに、思いつくことを書いておきます。
記憶違い等あるかもしれませんが、ご容赦を。
出演者全員が名歌手ばかりなんですが。
それにしても、七瀬りりこさん、完璧なソプラノ!超人的です。
宙組でエトワールされてましたよね~。和音美桜さんもいらしたあの頃の宙組のエトワールは本当に凄かったなあ・・・。
鳴海じゅんさんは歌声のみならず、眼差しや指の先までパワフルかつ優雅で美しい。安奈さんと歌った「愛あればこそ」もウットリと聴き惚れました。
「あ~い~♪」の歌い出しから宝塚ワールドがパアッと花開く感じで気持ちいい。
今まで何十回・何百回と聴いてきましたが、この夜の「愛あればこそ」は格別でした。
みっちゃんが歌った曲は
- Summertime (りりこさんと)
- On the Sunny Side of the Street
- As Time Goes By
- Under the Sea
- ニコライとプガチョフ(鳴海さんプガチョフ・みっちゃんニコライ)
- アマール・アマール(安奈さん・鳴海さんと3人で)
- フォーエバー宝塚 全員で
- すみれの花咲くころ 全員で
1幕の最後に登場したみっちゃんは、震災のお話をされました。
バウホール公演「記者と皇帝」を思い出しますね。終演後の挨拶で、みっちゃんは言葉を選びながらお話されていましたね。
2幕でいよいよ安奈淳さんの登場です。
上手にたたずむ安奈さんの姿がライトに浮かび上がった瞬間、私はそれだけで感激・感動。
お元気な歌声を聴いて「来て良かった!!」と、心の底から感じました。
安奈さんの歌声は力強くてドラマチックで豊かで、私の心を締め付けて、凄い力でガンガン打ちつけてくるのです。双眼鏡で安奈さんを見つめながら、涙が溢れて・・。
安奈さんはソロで3曲続けて歌われました。
- 愛の宝石
- Yo Soy Maria
- テネシーワルツ
- 愛あればこそ(鳴海さんと)
どの曲も本当に良かったです。
安奈さんのお話で印象に残ったのは・・。
- 最近はどこに行っても、私が一番年上。周りは学年がずっと離れた下級生。
- 私、喜寿なんです。喜寿って知ってます?77歳。
- オスカルやってたのは50年も前なのよね~。
「アマール・アマール」の後で、
- ソールは大好きな役。
- 演出の鴨川先生が、初日前日に亡くなって、あんなに泣いたことないほど泣いた。自分の涙が前に飛ぶのを見た。
懐かしいお話しをたくさんしてくださって嬉しかったなあ。
60年で区切りをと思っていらしたと聞き、ハッとしました。私、いつまでも安奈さん歌声が聞けると勘違いしていたんです。
みっちゃんの60周年は無理だけど、安奈さんの60周年はお祝いできます。
会いたい人には会えるうちに行かなくては。
自分自身の時間も残り少なくなっていますからね。
今回も素晴らしい演奏を聴かせてくださったアロー・ジャズ・オーケストラの皆さんに感謝です。またお会いできる機会をお待ちしています。