今日は令和6年初春文楽公演の初日でした。
私が観たのは、こちら。
伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
竹の間の段
御殿の段
政岡忠義の段
床下の段
2013年に1度観たことのある演目です。11年ぶりに観た感想は、前の時とほぼ同じかな。
このポスターは赤い着物の政岡。意志の強さを感じさせるキリリとした美しさが私は好きです。
国立文楽劇場前。
立派な門松の影に「初日」の看板が隠れていますね(^^
エントランスに入ると、芝居絵がまず目に入ります。
1階ロビーは、お正月公演らしい雰囲気満載です。大きな鏡餅と、干支「辰」と、にらみ鯛。
資料展示室を覗いてみると、「伊達娘恋緋鹿子」の舞台装置(大道具)が展示されていました。雪の夜、お七がこの梯子を上り半鐘を鳴らす姿が目に浮かぶようです。
客席には初春恒例のにらみ鯛。ユーモラスな表情の鯛を見ると、「お正月だなあ~」とほっこりします。
2階に上がった所に演目の掲示幕が。こちらもお正月らしさがありますね。
そして、今年から「初春茶会」が復活しました!!
コロナ禍のため、中止になっていましたが、これは本当に嬉しいですね。
お抹茶(お薄)とお菓子で500円。
振袖姿のお嬢さんが運んでくれますので、お正月気分が盛り上がります。
お菓子は文楽銘菓「花かむろ」です。優しく上品な甘さで、とても柔らかいので高齢者の方も食べ易いのではないかと思います。
こちらで購入できますよ。
新春イベントとして抽選で干支の手ぬぐいプレゼント等もありました。私は残念ながらハズレでしたが、舞台も楽しく、色々な趣向を凝らしたイベントがあり、お正月を楽しむことができて、来て良かったなと。
今年は元旦から大きな被害の出る地震がおこりました。厳しすぎる年明けに足がすくむ思いがしています。
被災地の方には心からお見舞い申し上げます。1日も早い復興を祈ります。