高槻公演「高山右近物語/レビューCalling Moon」を観てきました。
キリシタン大名高山右近が主人公のミュージカルと、月をテーマにしたレビュー。
ミュージカル 「高山右近物語」で主演を演じた登堂結斗さんは、スッキリ爽やかな美形で、スラリとした長身。セリフも歌も癖のない素敵な声のスターさんでした。
私、お恥ずかしいのですが・・。
高山右近について何も知りませんでした。今日の観劇を機会にちょっと勉強してみようかなと。
レビュー「Calling Moon」は、大人っぽくてカッコよくて、可愛いくて楽しいものががたくさん詰まったレビューでした。
どの場面のどの曲も、どのダンスも完璧で、熟成された芸を感じましたし、なによりも驚いたのは、客席の手拍子の見事なこと。まるで、客席の手拍子も演出に組み込まれているかのように、場面にピッタリ合っているのでビックリしました。
終演後、桐生麻耶さんのお話で半年間上演を重ねてきた公演と知り、納得。
かぐや姫をテーマにした幻想的な場面の美しさ。
サーカス団の毒を感じさせる妖しい美しさ。
この二つの場面が特にお気に入りです。
城月れいさんは、「CANTARELLA カンタレラ2016~愛と裏切りの毒薬~」以来なので、7年ぶりに拝見しました。ますます美しく大人っぽくなられて、カッコイイ娘役スター。
桐生麻耶さんがピエロの姿から一瞬でサーカス団の団長(でいいのかな?)に変身する場面のカッコ良さ。実力とキャリアに裏打ちされたスターオーラがまぶしかったです。歌声は言うまでもなく・・・。
音楽のリズムと華やかなダンスに恍惚となるレビューでした。
贅沢な、夢のようなひと時を過ごせました。
また観たいです!!
高槻城を築いた高山右近の像です。(カトリック高槻教会にあります)