左近 浪華の事件帳 : 4 眠れる名刀 (双葉文庫)
コロナ感染予防対策のため図書館が休館になり、本を借りられなくなってしまったので、Kindle版 で読みました。
美しい表紙ですよね。
思わず見入ってしまうほど妖しい美しさに溢れた表紙です。
この小説を読み終えてもう一度表紙を見ると、背景の赤い色が意味するものや細く流れる白いもの、鞘に刻まれた傷の意味が理解できます。
今回も左近は元気で健気で可愛いです。兄上の元に身を寄せて間もなくて、まだ若狭の監視下(?)にいる設定。名刀を巡る陰謀に立ち向かう左近の姿が描かれています。
この小説を読むと、私には若狭や左近のセリフが、荒木宏文さんや北翔海莉さんの声で聞こえてしまうのです。
2018年の今頃、大阪松竹座「蘭~緒方洪庵浪華の事件帳~」の初日を目前にして、ワクワクドキドキしていたことを、懐かしく思い出しながら読み終えました。
みっちゃんの左近にもう一度会えたらいいなあ。