3月南座の恒例となった「花形歌舞伎 特別公演」の、今年の演目は曽根崎心中物語(そねざきしんじゅうものがたり)

 

映画「国宝」が大ヒットした追い風を受けて(?)チケットの売り上げが好評のようです。例年なら、平日で席を選ばなければ気楽にチケットを買えたので油断していたら、今回は早々に売切れ。

 

配役の発表も遅くて、私が油屋九平次を片岡松十郎さんがされると知った時には既に完売でした。夏の上方歌舞伎会でお顔とお名前を覚えた役者さんの出演もあるのに、観られないなんて悔し~~えーんあせると、泣く泣く諦めていたのですが、追加公演決定の知らせを受けて、おかげさまでチケットを入手できました。

 

枚数は少ないですが、他の日時でチケットの戻りもあったようです。私同様に諦めていた方、まだ間に合うかもしれません。

 

歌舞伎に興味があるけれど、観たことない方もこの機会にどうぞ。歌舞伎を面白いなと感じられたら、人形浄瑠璃文楽もどうぞ。

 

下矢印詳細はこちらで

【南座】「花形歌舞伎 特別公演」追加公演のお知らせ|歌舞伎美人

 

 

「OSK日本歌劇団トップスター翼和希 REVUE SHOW!」を観劇しました。

 

OSKのホームページを確認すると「全国巡業公演」とのこと。11月から4か月かけて公演されてきたのですね。25/11/15~26/2/16 翼和希 全国巡業公演(4/30掲載) | OSK日本歌劇団

 

 

劇場入り口には御祝の豪華なお花が。綺麗ですよね~ラブ花

 

心斎橋パルコ14階にある劇場「SPACE14」は、私は初めてのはずなのですが、既視感があると思ったら、以前の「大丸心斎橋劇場」だったようです。名称が変わっていたのですね。

 

2015年に、悠浦あやとさん主演のOSK日本歌劇団のロングラン公演「紅に燃ゆる~真田幸村 紅蓮(ぐれん)の奏乱(そうらん)~」をこちらで観劇していました。

 

あれから10年が過ぎたのか・・!滝汗

 

REVUE SHOWの感想は、「楽しかった!」の一言に尽きます。

 

上演時間は1時間ほど。

舞台装置は、ほぼなくて、背景もシンプルすぎるほどシンプル

照明による演出が駆使されていたのと、わずかに映し出される映像と衣装で、その場面の設定とか雰囲気を察する?感じ。

 

少人数による公演でしたが、皆さん、歌もダンスも良かったですよ。ラインダンスもちゃんとあって、ビックリ。

 

娘役さんの活躍ぶりもOSKならではですね。

 

豪華絢爛な舞台装置が当たり前の宝塚歌劇を見慣れている目には、「何もない舞台」に戸惑う瞬間もありましたが、メイクと衣装だけで、REVUE SHOWの世界を創り上げるOSKの底力に感心。

 

翼和希さんが客席から登場されたり、舞台から客席に降りてパフォーマンスをされたり、客席も盛り上がっていました。

 

翼和希さんの歌唱力とダンスは素晴らしいですね。翼さんは小柄ですが、お顔が小さくて頭身バランスがいい。大きな瞳に引き付けられますし、華やかオーラが眩しいほど。

 

スパニッシュで最後にポーズを決めた時は、変な声が出そうなくらい(実際ちょっと出た)、カッコ良かったラブです。

 

二番手(でいいのかな?)の華月奏さんは、温かみのある歌声が印象に残りました。

 

次回は4月南座公演「レビュー 春のおどり」を観劇予定です。

 

パラソルを買うべきか?終活の一環としてモノを増やしたくないけど、あれば楽しさ倍増かも。

 

悩み中。

 

 

来年、2027年のお話です。

 

姿月 あさとさんが芸能生活40周年を迎えられるにあたって、公式ホームページに記念公演の演目が発表されました。

 

姿月あさと40周年記念公演『黒蜥蜴』 « 姿月あさと オフィシャルWEBサイト

 

【公演名】姿月あさと40周年記念公演『黒蜥蜴』

【原作】江戸川乱歩
【脚色・演出】齋藤雅文

【出演者】黒蜥蜴:姿月あさと  ※その他出演者は後日発表

【会場】三越劇場 (東京都中央区日本橋室町1丁目4-1)

【日程】2027年
 1月15日(金) 18:00開演
 1月16日(土) ①13:00開演 ②18:00開演
 1月17日(日)   ①13:00開演 ②18:00開演
 ※開演時間は変更になる可能性がございます。

 

 

このお知らせを見ながら思い出したのは、2019年に大阪松竹座で観た新派公演「黒蜥蜴」のこと。

妖しく、美しく、退廃的で耽美な世界でした。

その時の感想はこちら右矢印九月新派公演 | Chovendo na roseira

 

演出がどちらも齋藤雅文さん。

齋藤さんのお名前を検索して、このようなインタビュー記事を見つけ、大変興味深く読みました。

乱歩の小説の謎を追いかける旅 | 立教大学

 

姿月 あさとさんが黒蜥蜴を演じる公演に、新派の俳優さんが出演される可能性が高いのかな?と思うのですが、明智はどなたが演じるのか?(1995年月組バウホール公演『結末のかなた』で、ずんちゃんは明智を演じていますよね)

 

元宝塚歌劇団トップスターと新派の組合せは、とても珍しいのではないでしょうか。

私、あの三越劇場で、ずんちゃんのお芝居を観ることができるとは、想像もしていませんでしたので、この組合せに驚いています。

 

それに、今年の5月から7月にかけて、宝塚大劇場で宙組公演「ミュージカル・ロマン黒蜥蜴」が上演されますが、こちらは「原作/江戸川乱歩 戯曲/三島由紀夫」となっているので、宙組公演も観て違いを楽しめたらいいなと、まだまだ先の話ではありますけど、ワクワク音符しています。

 

 

月組 東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)公演

ミュージカル『侍タイムスリッパー』

原作/安田 淳一「侍タイムスリッパー」
脚本・演出/小柳 奈穂子

 

配信を視聴しました。


ミュージカル『侍タイムスリッパー』はとっても面白かったです!最初から最後までパソコンのモニターに釘付けでした。

 

小柳 奈穂子先生が映画の良さ・面白さを損なうことなく、宝塚歌劇の良さと舞台の面白さを上手くまとめ上げた成功作。月組のお芝居の良さを堪能できました。観てて、気持ち良かった~!

 

中打ち上げの余興?で宝塚の生徒が出演とか、無理を感じる場面もありましたが。びっくり

 

原作である映画はアマプラで視聴。大変面白く感動的な映画ですが、これを宝塚歌劇で?!と配信を見るまでは、不安も大きかったです。映画では女性は優子殿とお寺の奥さんくらいしか登場しないけど、娘役はどうなるの?とか、要らぬ心配をしていました。すみません・・あせる

 

下矢印映画で節子さんを演じられた女優の紅 萬子さんのXを読みました。

Xユーザーの紅 萬子さん: 「昨日宝塚の侍タイを拝見した。結論、良かった〜素晴らしかった。芝居には忖度無しお世辞無しの私だが久々にいい舞台を観た!作り上げるまで、どれだけの稽古をされたのか、と胸が熱くなる、何時もとは少し勝手が違う作品だけど主役は勿論皆さん役を大切に演じられ輝いていた #侍タイムスリッパー」 / X

 

主役は勿論皆さん役を大切に演じられて輝いてた」との嬉しい言葉に、本当にそうでしたね!と「」を連打したい気持ちになりました。

 

高坂 新左衛門の役は、宝塚のオーソドックスな二枚目ではないけれど、鳳月 杏さんが最高にカッコ良かったです。少し猫背でトツトツとした話し方、鋭い剣さばき。ベテラントップさんの余裕なのか?ぼさぼさのヘアスタイルですらカッコいい。全てに新左衛門の人間性が滲み出てましたよね。

 

ショートケーキの場面、映画同様に感動的でした。

 

終盤の高坂・風見の緊張感が凄かったですね。あそこまで表現できるとは。

客席の静寂と舞台への集中力も映像から伝わってきました。

 

龍馬の役を演じる俳優の役(←ややこし)の人、明るく華やかでお顔が綺麗。お芝居も自然な感じ。印象に残りました。月組に詳しい方に「龍馬役はだれ?」と質問したら「雅 耀さん」と教えていただきました。なるほど、新人公演でスカイをされた新進スターさんなのですね。( ..)φメモメモ

 

佳城 葵さんは所長の井上役。常に月組らしいお芝居を体現される方なので、期待していましたが、やはりこの人は凄いな。

 

風間 柚乃さんの風見恭一郎。お芝居にからむのは1幕最後からですが、登場と同時に確かな演技力と華やかオーラをきちんと表現されていて、この人も上手い。特に目の使い方に惚れ惚れします。

 

(風間さんが登場時に着てたスーツは、北翔 海莉さんがスカイ役で着てた衣装でしょうか?)

 

image

 

 

奇想天外なフィナーレも楽しくて、ミュージカル『侍タイムスリッパー』は、本当に見応えありました。


紅 萬子さんのおっしゃるとおり、月組の出演者全員が「役を大切に演じられて輝いて」いるからこそ、優れた原作が一際輝くように思いました。もう一度映画『侍タイムスリッパー』を観たくなります。

 

ところで、配信映像で見た限りでは、東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)って、客席に適度な段差があって見易そうだし、音も良さそうな劇場ですね。この劇場で観たかったな。チケット取れなかったから、しょうがないのですけど。いつか行けたらいいな。

2025年1月31日に公開された劇場アニメ『ベルサイユのばら』

 

公開から1年後の今日、ドリパス形式での上映があり、kino cinema心斎橋まで行ってきました。

 

kino cinema心斎橋は、103席ほどのこじんまりとしたシアターが2つ。新しくて綺麗で全体的に清潔感がありますし、ゆったりとした座席で、スクリーンも見やすく申し分のない映画館でした。大きなスクリーンで迫力ある音響で、ベルばらの世界に没入することができるのは、映画館であればこそ。

 

DVDを持っていて、Netflixでも繰り返し見ている映画なのに、上映されると聞けば観に行かずにいられない中毒性の高い劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、何度観ても感動するし、飽きることはありません。

 

大学入学共通テスト「歴史総合、世界史探究」の試験で、『ベルサイユのばら』を例に挙げた出題が出たと話題になっていました。今なお、大きな影響力を持つ少女漫画なのです。

 

下矢印こちらの原作者池田理代子先生のブログと、インタビュー記事を大変興味深く拝読しました。

 

赤薔薇明けましておめでとうございます: 池田理代子と村田孝高のブログ~オペラと人生

 

赤薔薇「ベルサイユのばら」共通テスト出題に作者が明かした“かつての生きづらさ”と“若者への思い” 「オスカルは私の理想」(AERA DIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

インタビュー記事の中で、「私としては社会問題を取り上げる作品を数多く描いてきた自負があります。原爆や性的マイノリティーをはじめ、学校でのいじめ、キャリアウーマンの悩みなど、人間の生々しい部分にも切り込んできました。」とお話されていますね。

 

本当にそのとおりでした。池田先生は様々なテーマの作品を少女・女性漫画ファンに向けて創作されてこられました。ただ、私の場合は自分自身が未熟過ぎたため理解しきれなかったり、ヒロインの苦しみがリアル過ぎて辛くて途中で読めなくなった作品もありましたね。

 

それでも、池田先生が心血を注いで描こうとされたテーマはちゃんと届いていましたし、忘れてなどはおりませんよ。

 

「ベルサイユのばら」をはじめとする池田先生の作品が、一人でも多くの若者に読み継がれることを願っています。