一般社団法人体力メンテナンス協会
認定指導士養成講師@大阪・奈良
産前産後ケアLISA PARK
理学療法士 Lisaです。
妊婦さんはおなかが徐々に大きくなるので
「転ばないように」と
声をかけられることが
多いのではないでしょうか。
「おおげさな〜」と思う方も
いらっしゃるかもしれません。
私は妊娠時、思っていました…すみません。
転倒に至らず、よかったです汗
アメリカの調査によると
『働いている妊婦の約26%は転倒経験があり、
妊娠中期に転倒が増加する。』
という報告があるとのことで、
妊娠による身体変化に伴って、
転倒しやすくなっていることがわかります。
妊婦さんは、非妊娠時と比較して
重心が上前方へシフトしているとのこと。
すると
前方への重心移動を安定して行なうことが苦手
というような
身体のアンバランスさがあり、
転倒しやすいようです。
転倒予防対策としては
専門的な運動指導者の指示の下、
適切な体幹・下肢筋のトレーニングを
取り入れることがおすすめです。
これは、
腰痛の予防にも効果がありますね!
妊婦さんは階段での転倒も多いので
手すりを持って、
上り下りを行なうようにしましょう。
小さな命がおなかの中に宿ってくれた神秘。
命の尊さには感動ですね。
出産がゴール!ではなく
子育ての幕開けなのですがw
出産までも
心身ともに健康に過ごし、
体力をメンテナンスしましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
参考文献:
武田要.妊娠期における運動戦略の変化.
理学療法学Supplement 2013(0), 1148, 2014