理学療法士で、
一般社団法人体力メンテナンス協会認定
体力指導士・産後指導士の
吉田 李沙です。
今日はぽかぽか陽気で、
お友達に誘ってもらい、
こちらに遊びに行ってきました

スイーツやピザのお店とか、
子ども服やおもちゃのバザーもあり、
手型・足型をとって
クリスマス飾りも作らせてもらえたりと、
楽しくて心が踊りました

お誘いしてくれたお友達と
話していたのが、
『骨盤底筋』のこと

私は産後11ヶ月を経過、
彼女は産後1年半を経過していて、
産後、骨盤底筋って気になるよねーというお話。
骨盤底筋というのは
骨盤の底にあるハンモック状の筋肉です。
一体、何をしているのでしょうか

🔸背骨や内臓を支える役割
🔸おしっこや、あかちゃんの通り道として、自由に開いたり、閉じたりする役割
があるんです。
妊娠中は、
段々と成長するあかちゃんの重みを
しっかりと支え

出産時には、
大きく引き伸ばされたり、
”会陰切開”といって、
この骨盤底筋の一部を
切ることで
あかちゃんの通り道を
広げることもありますよね

骨盤底筋って、
縁の下の力持ちとして、
頑張って頑張って、
負担がずっしりなのです

骨盤底筋に負担がかかって
ダメージを受けていると、
尿漏れの原因になったり、
子宮脱になってしまう可能性も

「くしゃみをした時に尿漏れしてしまう」とか、
「トイレに行ったのに、目前で漏れてしまった」とか
「お股に、普段さわれないはずのもの(子宮)がある」とかって、
恥ずかしい気持ちがあったり、
子連れで受診するのも大変だし…と
先送りにしてしまいがちですよね。
産後に、
この骨盤底トラブルがあると、
更年期にも
同じトラブルが起こりやすいんです

フランスでは
産後の骨盤底筋ケアが
社会的に当たり前で、
保険対象だそうです。
日本でも普及する必要がありますよね✨
では、骨盤底筋へのアプローチを
ご紹介します

骨盤底筋に力が入る感覚は
個人差があるので、
下の《姿勢》と《力の入れ方》から
わかりやすいと思うものを選んで、
実施しましょう

《姿勢》
・仰向け(膝を立てる / 立てた膝を両側に開く)
・横向きに寝て、軽く膝を曲げる
・四つばい
・骨盤を垂直に立てて、すわった姿勢
《力の入れ方》
・産道で深呼吸をするように。
・骨盤の底をエレベーターのフロアのようにイメージし、フロアをゆっくりと持ち上げたり、元の位置に戻したり。
・おならを我慢するように、肛門のあたりに力を入れたり、リラックスしたり。
・タンポンをしめるように力を入れたり、緩めたり。
わかりやすいものは
ありましたか?
ポイントは、
呼吸は楽に続けたまま、
力を入れる
リラックス

を繰り返すことです

きちんと力が入っているか、
わかりにくい方は

お風呂に浸かって
お湯の波を止めて
力を入れたときに、
波がうまれれば

骨盤底筋へのアプローチが
できているということ証です

骨盤底筋に力を入れる感覚がつかめたら、
バランスボールに座って
好きな音楽に合わせて弾みながら
骨盤底筋へのアプローチをすると
より楽しく、
体幹筋へのアプローチにもなるので
おすすめですよ

レッスンを受けてみたい方は
こちら




