そして今日。
中間報告とボランティア児童官のミーティングで
これゆえない忙しいときに
メリーがきたー!!
いきなりまたひとりできたので、びっくり。
とりあえず会議で出すランチが余るので、一緒にランチを食べることに。
食べ終わったらすぐに出て行ったしまった。
知らない大人がいっぱいいるから嫌だったのかなと思った。
それが14:00。
そして我が家に現れたのが
19:30Σ(゚д゚lll)
あたしはパニックよね。
とりあえず助けれくれそうなギシュキに電話。
電話に出ない。
ボスに電話。
電話に出ない。
二人とも今は電話できないとSNSがきた。
さーて、あたしは誰を頼ればいいのか。
もう暗いしひとりでChildren homeに連れて行くのも危険。
さて。そうあたしの近所に同僚が住んでいて、いこうと思ったら
ちょうと彼女が帰った来た。
彼女も昼間にメリーに会っているので
「えっ?メリーなにしているの??」
びっくりするわなー。
「何してたの?昼帰ったでしょ?」
「お父さんのところへ行ったんだけどいなく。帰ろうと思ったんだけど家が遠いから・・・・」
一通りの質問をし、同僚が
「メリー、あなたはどうしてほしいの?どうしたいの?どこで寝るの?」
と質問。
黙ってしまう。
お父さんとお義母さんの番号も知らないと。
他のボランティア児童官がメリーのお義母さんの番号を持っていることがわかった。
電話番号を送ってもらい、電話することに。
待っているときにバイクで牛乳を売ってるおじさんが来るんだけど
同僚が「お義母さんに来てもらって、連れて返ってもらって。ちょっと牛乳買ってくる」
と離れた。
電話番号がきたので、お義母さんに電話。
私と会ったことを覚えててくれて
げんきー?と盛り上がったのはいいけど
「あたしメリーと今いるの?」
「いまどこ?」
「学校」
「なんで?」
なんでじゃないですよ。
こんな時間に自分の子どもが帰ってこないのに心配してないの?探してないの?
「ひとりで帰れないから迎えに来て欲しい。」
「私は無理よ、小さい子どももいるし。」
私は愕然としたよ。
「この子はあなたの子どもでしょー!!」とつい怒ってしまった。
「マタツ乗り場にお父さんがいるからそこに連れて行って。」
「彼女は探したけどいないって言ってるよ。」
「いるから探して。お父さん携帯ないし、メリーをとりあえずステージに連れていって。」
電話終了。
あれ?同僚、家に帰っちゃった。
愕然。あなたも児童局のスタッフの人間だよね?
外国人のあたしが困っていて、迷子の少女がいるのに無視して家に帰るの?
家にいったら彼女はパジャマに着替えてた。
はー。
同僚にお義母さんが拒否しているから話して欲しいと電話を渡す。
また拒否られ、マタツ乗り場にお父さんが20:00まではいるからと。
どうする?
と話して、行くことに。
乗り場まで行く途中にメリーと話す同僚。
彼女は元々子どもの扱いが雑でおもりやりがない。
うん、子どもを扱い仕事以前に人として信じられないような人。
あたしの知っているケニア人で1番性格悪いw
「あなたがすべて悪いのよ」
という。
それは言ってはいけない言葉ナンバーワンじゃないでしょうか。
「お父さんとお義母さんに叩かれる」
ケニアでは体罰は普通で家庭でも学校でもある。
同僚「あなたが悪いことしたから叩かれたのよ。悪いことしてないから、親は叩かないよ。」
メリー「あたしは悪いことしてない。携帯だって盗んでないのにあたしが叩かれた」
ことごとく同僚はメリーを否定。
彼女は助けを求めてここにいるんだからそれを理解してあげないと。
あたしもそうでないと言うが彼女は聞かないし
あたしがそう言うと益々メリーが悪いと言い出すので
どうしてよいのかわからず。
そしてマタツ乗り場に着くと
お父さんはもう帰ったと。
お義母さんに電話。
家に方向に行くマタツに乗せて帰らせてくれればいいと。
いやいや危ないだろ。
それだけは止めたいと思ったがそこは同僚もそれはできないと言ってくれ
そこにいたお父さんの同僚の人もそれはできないと。
最終手段は児童保護施設にあずけること。
警察で子どもが寝ることはできないので、普通そうしている。
あたしが最初の段階でもう遅いし、児童保護施設に連れて行こうと思ってた。
でも同僚は
「施設は親がいない子が住むところ。この子は親がいるのよ」
ちょっと。見直した。
親がいるなら親が保護することが当たり前だから。
でも最終手段を取るしかなく
児童保護施設へ。