我が家の話になるが、

うちの父親が昔から厳しくて、すぐキレる。

怒られて最後にあたしが大泣きするのがいつものパターン。



「なんで泣いてるんだよ、言ってみろ、りさ」






そう、子どもにとってね、

なんでとか、どうしたいとか、って簡単に言えないんだよ。


そんな大人を説得できるような話方はもちろんできないわけで

何を言っても大人に言いくるめられる。



何も言い返せなくてあとは泣くしかない。





辛かったな。



誰も助けれくれるひとがいなかったなー。




どうして少しもあたしのことを理解してくれないの。

どうしても少しでもあたしのことを肯定してくれないの。

どうしてあたしの意見を聞いてくれないの。

どうしてあたしのことをあたしが決められないの。あたしのほうがよく知ってるのに。







大学生になった時、大喧嘩。

人生最大の大喧嘩。


今まで思ってたことを言ってみた。



「お父さんだってあたしがやりたいことについて調べてみてよ。いろんなこと知らないよ。」



お父さんはキレた。



「てめー誰に言ってだよー。俺が知らない?ふざけんなよー。お前が何もわかってないんだろ!!」





家を出て行けと言われ、出て行った。









さーて自分の話になってしまいましたが、

大学生のあたし。それは22歳です。



22歳でも

なかなか言えなくて、

うまく伝えなれなかった。




だから家を出た。






そう、この子はまだ小学生なわけだ。




彼女は家出の常習犯。







家出少年少女の家庭訪問を今まで何回もしたけど

自分を見ているようで泣きそうになる。



最後にいつもお願いする。



「お願いなので、この子を今回の家出

の罰として叩かないでください。

思春期は心の奥の方に何か抱えています。

あたしも中学生の時に親によく怒られてましたが、何も言えず、辛かったんです。

思春期ってお父さんもあったでしょ?()

ゆっくりお話を聞いてあげてください。」






うっかりこの話をしている時に泣いてしまったことがあるwww


お父さん、びっくりしたよねw







メリーが家に帰って1ヶ月。

家からは逃げてないみたい。





1月から新学期が始まるので、無事に学校に行ってくれるといいな。

引き続き、家庭訪問を続ける。

児童保護施設へ行ったメリー。



でも迎えにお父さんは来ませんでした。

来る日も来る日も来ません。


2週間くらいでしょうか。




ボスと話してうちに連れて行くことに。




子どもの関するの活動には正解はありません。


いつも悩んで悩んで何がベストなのか格闘しています。



The best interest of the child



という言葉をよく使います。


子どもの主張をちゃんと聞こうということです。

親や児童局のひとが勝手に子どもの行くすえを決めすぎ。



でも難しい。



わがままな女の子の意見を全部飲むことは

The best interest of the child

ではありません。




そして日本のように子ども優先になりすぎるのもよくない。


そして思春期の子どもを持ったお父さんお母さん、家族の大変さを

私たちは理解してあげないといけません。


あたしは結婚してないし、子どもがいない。

まだまだ子育ての辛さなんてものは知らないわけでそんな偉そうに言えない。



さてこのメリーは児童保護施設が気に入ってしまい、

家に帰りたくないと。


しかし、ここは両親がいる子が住む家ではない。

ということで、なくなく家に連れて行きますが、

ほんとうに嫌そう。


施設にカウンセラーがいて子どもも親もカウンセリングして

何回も子どもと一緒に日帰り家庭訪問を重ね、

彼女が心から帰りたいと思うまで

返すのはよくない。




が、それは理想で今のオザヤの状況では無理です。


カウンセラーなんていない。

施設はいっぱいでその子を本当は受け入れたくない。

施設にいればいるほど、その子は施設に愛着が湧き、帰りたくない。





理想と現実。




今回悩みましたが、ボスとボランティア児童官と3人で話した結果、

家に返そうと。


この子は非行少女なんだけど

親ともうまくいってないので、この子だけが悪いのでなく、

お父さんに問題があることは明らか。



しかしお父さんの更生まで児童局はやってません。

両親に子どもの養育義務がありますという勧告だけ。



いろんな相談に乗るけどね、もちろん。



家に行ってみるとstep motherだけ。



お義母さんは再婚したあとのお義母さんなので

生みの母ではなく、育てのお義母さん。



でもこのお義母さんもお義母さんに育てられたってことで、

血のつながっていない子どもを育てるこのにまったく抵抗ないと。


このお義母さんには何回も会っているけどほんとうにいい人そう。

お父さんは今後からちゃんとメリーの話を聞きますって前に約束してくれたけど、

そうではなさそう。。。




お義母さんとボランティア児童官とメリーで2,3時間話して。



メリーがどうしたいというと、

児童保護施設に帰りたいと。


なんでという聞くと



「夕方に聖書を読んでみんなで歌って踊れる」からと。


本当の理由じゃないだろうね。


お義母さんは「毎日教会に行くことはできないけど

毎週日曜日は教会に行ってるでしょー」と。



















































訓練所で海外の歯ブラシは大きいから使いづらいので、日本のを持って行ってくださいって言われたけど...

その通り。
ヘッド(ブラシの部分)がでかい。
奥まで磨けなそう...。

あたしが持ってきた歯ブラシがそろそろなくなり、ケニアのやつを買ってみた。



子ども用がいいよと言われて。
比べてみると日本の大人用より
ぜんぜんでかい。

そして日本でも愛用してた
アクアフレッシュの歯ブラシが
売ってたので購入。
棚には65シルと書いてあったので
これでいいやと。

しかし帰ってレシートをみると
230シル(280円)だった。

高っっ!!
日本でも100円以下の
歯ブラシしか使わないのに....

使用感はまた今度載せますw


またブログを書き始めた。
気まぐれー♡

ではケニアは何もないと思ってるそこのあなた!意外とケニアは何でもあるのよ!

写真の左側から。

麺つゆ(500ksh)
韓国食材店または中国食材店で購入可能。

しょうゆ(200ksh)
中国人がたくさんいるので売ってる。これは日本のしょうゆより劣るけど安いやつ。

キッコーマンしょうゆ(1600ksh)
やっぱこれね。ナイロビで売ってる。でも高い。

ごま油(230ksh)
ナイロビのスーパーや大きい都市のスーパーなら買える。

ひまわりオイル(180ksh)
最初はオリーブオイルを使ってたんだけど、高いのでこれにした。十分だね。

ウスターソース(300ksh)
最近ケニアにあることを知ったw同期がハヤシライスを作ってて、ウスターソースを使ってるって教えてもらった。これはナクマットスーパーにしかない。

テリヤキソース(280ksh)
安かったから買ってみたがまだ使ってないwナイロビのナクマットで購入。

料理酒(180ksh)
いつもほしいなと思ってでも料理に必須ではないしと思った料理酒。ナクマットで発見。買ってみたけどなんか中国独特の匂い。

酢(100ksh)
酢は田舎でも意外と売ってる。みんな何に使うんだろー。あたしは餃子を作った時にしか使わないんだけどw


ってことで、
1年4ヶ月住むといろんなごはんを作りたいと思うようになって、こんなに調味料が増えた。香辛料はすごーい種類が売ってるけどあたしは使いこなせないし、辛いものがダメなので使ってない。

ナイロビなら、
韓国食材店があって、そこに味噌、だしの素、カレーのルー、ソースとか日本のものも売ってる。但し高い。隊員にしては高いので、普通に滞在してる日本人なら買えるかなw
中国食材店は何店舗もあって、ごま油だったり、いろんなものがある。白菜、大根、ニラ、肉まんとかの野菜も売ってるし。中国食材店は安い。


どう?ケニア、すごいべ?笑

最終手段で

児童保護施設へ。



施設長に電話していることを確認して、

メリーを連れて行く。



事情を同僚から話す。


さっきまでメリーにかなりひどい言い方をしていたけど


同僚は施設長に対して

親に問題があることを説明。




明日お義母さんが迎えに来ることになっているので、

お願いしますと。



もう遅いし、

とりあえず預けて帰った。



ほんとうにお義母さんが迎えに来てくれるのか。不安。




翌日。


あたしはナイロビに行くことになっているので、

メリーのことをボスと他のボランティア児童官に任せた。



ナイロビに行く途中、

ボランティア児童官から電話があり、


お父さんと一緒にメリーを迎えに行くと。



おーよかった。


心配だったお父さんが迎えに行ってくれるんね。



安心して、ナイロビに向かった。。。。




続編に続くw