きのうは出勤日で、
朝から暑かったので、
初めて、家から
薄地の半袖白衣を
ランニングの上に羽織って
出向いた。(笑)

帰宅時の着替えとして
半袖シャツを持参したが、
肩口の赤十字のアップリケが
貼られている。

 



アイスボックスには
熱中症対策のアイスパックが
ギチギチ入っている。

それを片手に
赤十字のシャツ抱えて
白衣姿で玄関を出たら、
近所の奥さんが車で出かける時に
互礼を交わしたが、
なんだか怪訝な顔だった。

思うに、まるで、
臓器コーディネータみたいな
雰囲気だったからだろうか…(笑)。

+++

学校に到着すると、
校門が閉じられていて
施錠までされているので、驚いた。

そんな事は、初めてなので、
なにか自分がやらかしたのか、
突然の休校にでもなったのか…
異常事態だった。

そしたら、
待機していた用務員さんが、
車中の自分を認めて解錠してくれた。

訊けば…
包丁を持った不審者が徘徊している
との非常事態だという…。

そりゃ、さもありなん、である

池田小殺傷事件を知っているので、
緊張感が漂った。

そんな中、白衣姿で
生首でも入ってそうな(笑)
クーラーボックスのマスク親爺が
玄関から入ってきたものだから、
廊下を行く生徒たちが
「んッ!? 変質者か~!!」
と、ふざけて笑い合っていた。

そりゃ、そーだ(笑)。

幸いにして、
到着後、5分ほどで、
教頭から一斉放送が入り、
「只今、不審者は確保されました…」
と聞き、生徒ともども安堵した。

見たら、トイレといい、廊下といい、
アリンコ一匹通すまじとばかり、
ありとあらゆる箇所が施錠されていた。

その後、先生方が手分けして
いっせいに各箇所を開けて回り、
今度は、風通しをよくし
熱中症対策に切り替えた。

…なんだか、遠い昔…
金光第一高校時代に
部活動中に緊急職員会議の招集があり、
何事かと駆け付けたら、
爆弾を仕掛けた…という電話があって、
急遽、生徒たちには理由も言わず
部活を停止させ全校生を下校させた、
という事件を思い出した。

生徒たちは薄々感ずいて、
「なんだ、バクダンかー!!」
と、口々に笑い合っていたが、
そーだとも言えず、
早く帰れ!!
と追い出したっけ…。

そして、先生方が手分けをして
トイレのゴミ箱やらを
点検して回ったが、思えば、
警察の爆弾処理班が来るまで
シロートが見回りしても
しゃーなかったんじゃないんかなぁ…
と、今にして思う(笑)。

亡くならはった
年配の星野センセが
「こーいうのは、お祭りといっしょで、
年一回はあんねん!!」
と、嘯いてらしたのが
印象的だった。

せやけど、
包丁男の徘徊は
洒落にならんわなぁ…。

+++

きのうのベントは
前夜の餃子の残りもんやった。

冷めたギョーザは
ウマいことあらへんけど、
ま、こういったしょむないオカズは
「死なないマジナイ」やと思てる。

+++

每日のように
30℃超えの真夏日が
続いている。

殊に、二階は
屋根の保温熱のせいか、
夜7時を過ぎても30℃を下回らない。

これが、毎年のように、
九月の半ばまで続くのだから、
あと70日ほども
耐えなきゃと思うと
ゲンナリである。

油断すると
すぐに熱中症になりやすいので、
用心に用心を重ねている。

怖いのは、
大規模停電で、
3.11規模の1週間もの停電が
真夏に起こったら、
車ごと山に登っていくしかない。

100mで0,6℃降下するから、
1000mも登れば6℃低くなる。

それでも、
36℃の日では
30℃までしか下がらないので、
十分に熱中症の危惧がある。



気がついたら
今年も早、上半期を過ぎてしまった。

先日も、フレンチのシェフと
「時間が経つのが早いですね」
という言葉を交わしたばかりである。

正月、三月と
リク坊に会えて、
京都、淡路島にも行けた。

四月からは
閑職となり、未だに
暇を持て余している。

4月には6年ぶりの
リサイタルもやった。

今月は、いよいよ
ナッちゃんとこに
二人目の孫が産まれてくる。

その楽しみ、喜びは大きい。

ホールこそ未だ取れていないが、
新しいプログラムのデュオ練習も
今月末から再開する。



一学期の勤務も
あと二日で終わりである。

また一月もの
長いロンバケである。

週休五日で
ロンバケもないもんだが…。🤣

なーんか、有効な事に
余生の貴重な時間を
使いたいものである。🤔

…とはいえ、
料理と読書とギター以外、
やるべき事も思いつかないが…。😖

あの世まで駆け抜けたい…
なぞと、大言を吐いてたが、
なんか、猛爆進するような対象が
見つかんないんだよね〜。

【知って、行って、見て、会って】
とは、言うんだけど…。

守備範囲が狭いせいか、
ブログ書いてからは
ベッドの上でゴロゴロばっかしてる。

ほんでも、
今週は、金曜日に
コーディネーター研修会の
スーパーバイザーの仕事があるから
未知の先生方と緊張感のある
出会いを楽しもうとは
思っている。



『ピアノの森』の作者の
調律師ものが新刊で出たので
注文してみた。

半世紀来、
ギターの調弦をやってるので
家のピアノも自分で調律したり、
弦換えをしたりしている。

なので、
調律師ものの漫画
『ピアノのムシ』なぞも
面白く読んだ。



ちばてつやの
『少年よラケットを抱け』を
読了した。 

自身もテニスをやる
という作者にしては、
荒唐無稽な技が多過ぎて
リアリティがなく、
ギャグも凡庸で
氏の作品では並作から
駄作にカテゴライズされそうだ。

巻末に作品全集のタイトルが
あったが、八割方は読んでいる。

一押しは小学生の時読んで
感動した『島っ娘』だが、
つい最近、再読したら、
ちば氏特有の昭和中期の
ヒューマニズムやご都合主義的な
部分は否めなかった。

それでも、その細かな筆致や
人間臭い、泥臭い部分は
嫌いではない。

数多くのヒット作もあり、
今86歳の大家は
名だたる名漫画家に並ぶ
一人である。



入浴してたら、
手の平がチクリとしたので、
見てみたら、トゲが刺さっていた。

精密なトゲ抜きがあるので、
老眼鏡で拡大しながら
なんとか摘出できた。