数年前の市民検診で
ひっかかって以来、
抗コレステロール薬の
「クレストール」を
2ヶ月に一度60日分ずつ
もらっている。

かつては
高脂血症といったが、
今は脂質異常症と
病名が変わった。

中年に入ってからの
肥満が原因で、
血中の中性脂肪が
腎臓の糸球体という
ろ過ネットを脂で詰まらせて
腎機能を低下させてしまった。

それで、
CKD(慢性腎臓病)の中度と
診断され、腎機能が50%しかない。

そのことが原因で
熱中症になりやすく、
また、放置していると
心筋梗塞や脳卒中といった
心血管疾患の危険因子になり、
腎不全に陥れば人工透析が
必要になってくる。

肥満解消が
何よりの改善策なのだが、
なかなか一進一退で
進まない。



お盆中の
休日当番医だったという
主治医が、胃腸炎が多かったと聞き、
実は軽く患っていることを伝えると
漢方薬と機能促進剤を
処方してくだすった。

整腸剤とナウゼリン(機能促進剤)で
様子を見ていた旨を話すと、
それでは治らないと正された。

やはり
専門家の意見には
従わねばと思った次第である。




先日、
S先生にさしあげたCDの
中身が違っていた
というお知らせを受け、
急遽、2017年盤を10枚作製した。

お盆中に帰省していた
フミにも1枚持たせたので
在庫が0になっていたから
ちょうどいい機会であった。

コピー装置が
PC2台にデジタルレコーダーと
3つあるが、一番速いのが
ウィンドウズ7の
メディアプレーヤーである。

1枚コピーするのに
1分ほどで済んでしまうので
仕事が捗っていい。





昨晩は、
何とはなしに
ジュール・ベルヌの
『十五少年漂流記』が
また読みたくなり、
児童書の書庫から探して
寝しなに楽しんだ。

既読のものだが、
十五人の子どもたちの名前は
すっかり忘れていて
ストーリーやディテールも
うろ覚えだった。

児童書は
カラーの挿絵が随所にあって
それが物語をさらに
面白くしてくれる。

30代の頃、
児童文学に凝り、
自分でも童話モドキを
書いて本にしたことがあるので
児童書はけっこうな数が
今も書庫にある。

還暦を向かえ、
赤ちゃん返りの心理もあるのか、
時々、ふと児童書が読みたくなり、
あちこちの学習センターにある
図書館を訪れるたびに
児童書コーナーをブラウジングしている。

***

児童といえば、
今朝の朝刊、ニュースなどで
児童虐待数が26年連続、
過去最多を記録しているという
禍々しい実態が報道されていた。

学校臨床家としても
知らないでは済まされない
現状である。

2015年度には、
18歳未満の子どもが
84人亡くなっている。

大雑把には
毎年100人の子どもたちが
親によって殺されている
と覚えておけば間違いない。

16年度には、
児童相談所に約12万件の
相談が寄せられたという。

今回、耳新しかったのは、
子どもの目の前で、
父親から母親への「面前DV」が
増加傾向にあるという。

これは心理的虐待と見做されている。

2012年に
虐待論について書いたサイトには
およそ10万人のアクセスを得ている。

http://ncode.syosetu.com/n7411bk/