三十代かつての教え子から年賀状が幾枚か届いて「先生。同窓会してよー!! みんな、待ってますー」というのがあった。なんだか、嬉しい気持ちと五十路に入りあの頃よりずいぶんと肥えて老けた自分に、みんな驚くのではないかという、いささか恥ずかし気な思いもある。京都にいた頃の写真を見たらやっぱり若くてスッキリしていてオジン臭くないのでタヌキ親爺のような今の写真を見ると我ながらゲンナリする。