昨日、この公演タイトル「春までの距離」をもじって、「春までの放送局」という音声動画を録りました。
杉浦一輝と矢花勇治の二人でしゃべくりあったのですが、わたくし、その「ええ声じゃない方」担当、杉浦一輝です。
ちなみに、こちらから聞けまっせ!
http://www.youtube.com/watch?v=sAfjeMR5CoU
ってなわけで、只今深夜4時なのですが、これから陽が昇って、お米といだり、洗濯機ぐるぐるしたり、めざましテレビの占い見たりしてるうちに、あっという間に大塚萬劇場にピットインですよ。
ミハエル・シューマッハ並みに高速ピットイン。
エンジン音ではなく、腹式の発声を響かせながら大声ピットイン!!
・・・・・・うむ、近所迷惑。ザ・騒音事件。
そんな世間の目に支配されるのはもう懲り懲りだ!我々に自由と解放を!!
尾崎!尾崎!お、ざ、き~!!
・・・・・・なんて、大それたことは考えてませんよ。
わたくし、ちっちゃいですから。
ちびっこギャングですから。
考えても、脳内で処理しちゃいますよ。
いや、ただね、脳内だけでは処理しきれず、全力疾走で叫びだしたくなることも無きにしも非ず。
そんな時は・・・・・・、芝居、観ちゃいませんか?
劇場という空間で、現実とファンタジーの狭間を行ったり来たりしてみませんか?
自由と解放を志して、こんなんなっちゃった奴もいることですし。
ソー、クレイジー。ロックンロール。
いや、ジャンキーと言った方が正しいか?
あ、もちろん、今回の芝居にはこんなシェケナベイベーなヘアメイク出てきませんから、ご安心を。
この方、矢花勇治と申しますが、自由と解放のまだ途中でして、いろいろ試行錯誤、「僕に出来ることは何か?」と可能性を模索しているわけです。
残念ながら、自由も解放も捉え方を履き違えすぎですが、それでも彼なりの精一杯。
1ミリもかすっていませんが、彼なりの努力の結果なのですから、何も言わず、黙って受け流してあげるのが親切ってもんです。
今回の作品は運命に抗う人たちの物語です。
本当の自由、本当の解放なんてあるのかどうかはわかりませんが、それでも、彼はそういう運命に抗っています。
もう一度いいます。
彼は、その運命の抗い方を履き違えているだけです。
さあ、そんなわけでいよいよ小屋入りの時間が刻一刻と迫ってまいりました。
履き違え野郎、矢花勇治もプライベートではこんなですが、芝居となると一味も二味も違いますから、ご期待くださいませ。
熱いエネルギーと、素敵な言葉の数々を沁み渡らせ、劇場でお待ちしております。