ドラゴン桜7を読む | 分度・推譲日記

ドラゴン桜7を読む

ドラゴン桜の7巻目 を読んだ。

ドラゴン桜7

今回は、主に理科についてのお話しだったので、学習面の方ではそれほど収穫は多くなかった。

が、人にものを教えるって言う行為のある種本質が後半部分に述べられており、その意味非常に興味深かった。

舞台は「新入生対策会議」の席上、学校の理念に関わる内容に議論がヒートアップしていく場面。
「目の前に目の前に疲れていて飢えている人がいます。あなたは魚を釣ってあげますが?それとも釣り方を教えてあげますか?」から始まる。
・・・まぁ、漫画の性格上、なんとなく予想は付くのですが・・・・それはさておき、人間味溢れるとされる脇役のセンセは、当然のごとく「魚を釣ってあげます」とこたえる。

それにたいして、「それでは、あなたは教師失格だ!」と・・・・

ヘルプとサポートの違いをコーチング学から持ってきて、なかなか読ませるなぁ!って感じました。

実際の教育現場では、上からの指示でそれを丸呑みで、自分の頭で考えないで実行しようとする、頭の悪い教員が増えている。あるいは、マスコミの論調などに釣られて、軽薄に行動する輩も少なからず居る。

今回、このドラゴン桜の7巻目を読んでいて、いろんな事を考えましたが、そういう頭の悪い考えの浅はかなヤツが、概して偉くなっていく教育界の現状、それでいいのかなぁってつくづく思いますがねぇ・・・・・・