西武ライオンズ観戦記 in 所沢 -9ページ目

西武ライオンズ観戦記 in 所沢

埼玉西武ライオンズの試合を語る場。黄金時代到来への期待を込めてライオンズを応援しています。


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ライオンズが取り組むべき課題③

チームの主役たる長距離砲は常に3、4番に固定してチームの核をつくる
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この③については、開幕直後は3番メヒアでしたが、その後浅村や栗山が3番に入ることが増えたことから約3週間ほど前に掲載しましたが、その後3番メヒア、4番おかわりと固定されて落ち着きました。

3番にチーム最強打者のメヒアを置くのは実に合理的で、この辺りは橋上色が表れているところでしょう。その間4番おかわりの不調やその他の要因で勝ち越せないカードが続いてきましたが、3番メヒアを固定すること自体は極めて王道の考え方です。


『3番論』と多少ダブりますが、3番に最強のホームラン打者を置く考え方の合理性を簡単にまとめてみましょう。

①打席数の増加
単純に打席数をできるだけ多く回すため、なるべく早い打順に置く。

②ランナーを貯めた場面で回す
なるべくランナーを貯めた場面で打席が回りやすくすることで得点確率、総得点数をともに最大化しやすくなるため、出塁率の高い1番、2番の直後に置く。また、そうすることで試合のなかでチャンスで打席が回りやすくなる。

③少ないアウトカウントで回す
同じくランナーを貯めた場面でも、なるべくアウトカウントの少ない場面で打席を回すことで、多様な得点パターンによる得点機会の増大とプレッシャーを与えてチーム総得点数の最大化を図れる。
また、なるべくアウトカウントの少ない場面で打席を回すことで、アウトカウントの少ない場面での長距離砲の3番打者は長打狙いと四球選び、アウトカウントの多い場面でのアベレージヒッターの5番打者にはタイムリー狙いと、打順打者タイプに合致した打撃を期待できる。
※5番打者にはアベレージヒッタータイプと長距離砲タイプの2タイプあり

④後ろの打者との兼ね合いで勝負が増える
後ろの打者が4番打者だと3番が勝負してもらいやすくなる。

⑤4番へのチャンスメイク
3番打者の圧力が高くて四球が増え、ランナーを貯めて4番に回りやすくなる

⑥初回の先制攻撃
先発投手が不安定な立ち上がりの初回に必ず打席が回るため、相手先発がペースを掴む前に先制攻撃を仕掛けられる。

⑦スーパーエースとの力勝負
速い球に最も強い最強の長距離砲(ホームラン打者)が3番に入り、変化球への対応力も高い総合力に優れた長距離砲(クラッチヒッタータイプ)4番がコンビを組むと、相手のスーパーエースを3番が力勝負で粉砕して4番が追い打ちをかけるなど、ハイレベルになればなるほど合理性の高い戦い方になる。


これらをまとめると、最強のホームラン打者を3番に置く考え方は、主に①②③④の最大公約数が3番打者になることが最大の理由です。しかも、⑤⑥⑦まで付いてくることまで考えると、最強のホームラン打者は3番が王道で次点でも4番まで。これ以外の打順では合理的説明がつきにくくなります。


逆に最強打者のメヒアを5番に置くのが田辺野球です。田辺が好んだ3番栗山(浅村)、5番メヒアは、V9読売に例えると3番末次、5番王という打順を組むのと同じことで、いかに理不尽な組み方かわかるでしょう。

5番に最強のホームラン打者を置くメリットは、イニングの先頭打者で打席に立つ回数が増えることと引き換えに、多いアウトカウントで多くのランナーを置いて打席を迎える場面が出てくるため、一挙に大量得点を奪えることが稀にある、ということがあるぐらいです。

しかし、その一方で最も出塁率の高い1番打者と同じイニングで打席に立てない確率が高い、次が6番で勝負を避けられる、非力な3番でチャンスが潰えて5番にチャンスで回らず試合が終わる展開があるなど、デメリットの方がはるかに上回ります。

各打順の考え方については、過去記事『3番論』『4番論』『5番論』に詳しく書いていますので、興味があればご参照ください。



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