悦楽共犯者 | むすめの右フック

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悦楽共犯者(1996)
原題:CONSPIRATORS OF PLEASURE
時間:87分
製作国:チェコ/イギリス/スイス
ジャンル:ドラマ

【監督】ヤン・シュヴァンクマイエル
【出演】ペトル・メイセル / ガブリエラ・ヴィルヘルモヴァー / バルボラ・フルザノヴァー



これは、一風変わった性癖のお話なんですが
私、ド肝抜かれました。面白すぎて。あははっ





ま、誰にでも 人に言えない性癖の一つや二つ
いや、三つや四つ、はたまた 五つや六つ…
ま、そこまでいったら変態か。あははっ

例えば、怖いもの見たさ!的な 臭いもの嗅ぎたさ!っていう
くっさ~!って言いながら、もう一回 嗅がせて!みたいな。
足の指の間とかヤバいっすよ!って、これは私のコトだ。あははっ

ま、そんな 人には理解されにくい性癖を持った男女6人の
超ド変態な男女6人夏物語っていう映画です。はっはっはっ





で、人って、どこで快感を得るのかは 人それぞれですよね。
SMなんてまさにそうですよね。ちなみに私はM。で、時々S。
って、私のコトはどうでもいいんです!はっはっはっ

で、学生の頃なんかは、自慰一つとっても凄かった。
みんな、いろんなトコロから情報を集めてましたねぇ。

手を冷やしてすると良い!とか人肌に冷ましたカップ麺が良い!とか
はたまたコンニャクが良い!とか、みんな研究熱心だった。
あ、使用後はスタッフが美味しく頂きました。はっはっはっ





ただ、ここに出てくるのは、かなりの猛者なんで
その凄さにドン引き間違いなしです。あははっ

こう 例えるならバーン・アフター・リーディングって映画で
ジョージ・クルーニーが地下室に作ってたオナニーマシーン
自慢げに見せてましたが、あれを超える職人たちです。あははっ





で、この映画に出てくる人たちは、
冒頭から黙々と何かを作ってる。

そう!この映画、一切、セリフが無いんです。
で、ずーっと何かを作ってるんですが、何かは分からない。
ま、何かは分からないんだけど 目的は察しがつくから笑える。

ただ、それがお披露目されるシーンは
見てる側の想像を はるかに超えてきます。
もう 超え過ぎてて笑いが止まらない。はっはっはっ





ただ、この映画の凄いトコロは、それだけじゃないんですね。
そこから物語は急展開するんですが、どんでん返しとはまた違う。
こう トリッキーでブラックな展開とでも言うんでしょうか。

前にスケルトン・キーって映画を紹介しましたけど
アレとちょと似た感覚ですかねぇ。あああ!なるほど~!みたいな。
思わず膝を打っちゃう感じの痛快な展開。

いやぁコレを見ると、私なんか全然まともだなって思えてきます。
これからは、堂々と 足の指の間を嗅いでやるぞ!っていう
そんな自信が みなぎってくる映画でしたよ。あははっ





ぜひ!あなたも新しい扉を開けてみませんか?はっはっはっ


で、今回は、予告編は無しなんですが、
この監督、たくさん短編を撮ってるんですよ。
それがまた変態で、私、すっかり虜になってます。あははっ



闇・光・闇 (1989年)

扉を開ける度に顔に当たるトコロ。ツボです。あははっ



対話の可能性 (1982年)

これなんかは、いろいろ考えさせられますよねぇ。
農業、工業、お役所。そして男と女。みたいな。
で、男女の争いが笑えるんだけど怖いwww



フード (1992年)

これも面白いっすねぇ。
飲みモノにネクタイはいるトコロがツボ。あははっ
最後はチャップリン的ですけど、かなりブラックwww



ジャバウォッキー (1971年)

これもツボでしたねぇ。
あの黒猫がツボでした。あははっ

しかしアレですね。この監督は天才ですね。
変態で天才。はっはっはっ