ローズマリーの赤ちゃん | むすめの右フック

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ローズマリーの赤ちゃん (1968)
原題:ROSEMARY'S BABY
時間:137分
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー

【監督】ロマン・ポランスキー
【出演】ミア・ファロー / ジョン・カーペンター / ジョン・カサベテス / モーリス・エヴァンス / ルース・ゴードン / トニー・カーティス(声のみ)


「どん詰まりーの奥さん」

古いマンションに越してきた若い夫婦ってお話なんですが
これは、オカルトブーム前夜と呼べる映画ですね。

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で、その若い夫婦。越してきたのは良いけれど、
いきなり隣人が飛び降り自殺しちゃったりと、なんだか不吉。

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で、隣人の老夫婦が、かなりのおせっかい屋さんで困っちゃう。
近所付き合いは、つかず離れずっていう距離感が大事なんですが
この老夫婦はもう、お構いなしにズケズケ入り込んできちゃう。

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で、そんな時、待望の赤ちゃんを授かるんですが
すると、その老夫婦のおせっかいがエスカレートしていくんですね。

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で、この奥さん、次第に精神不安定になっていってですね。
このジジババは、私の赤ちゃんに何かしようとしているんだわ!と
どんどん被害妄想が広がっていっちゃうっていうお話。

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で、本当に、この爺ちゃん婆ちゃんたちが、何か企んでるのか?
はたまた、妊娠による情緒不安定なだけなのか?っていう
ミステリチックな神経症サスペンスなトコロが面白い。

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で、夫に、隣人が変なのよ!と言えば、君の方が変だよ!と返される。
え!マジっすか?っていう、この孤立感もお話を盛り上げますね。

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そして、キャリー前夜とも呼べる奥さんのヒステリック加減と
衝撃のラストに向けて、ジワジワと増していく切迫感が強烈です。

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で、あとは、なんと言っても、赤ちゃん目線のシーンが良いですね。

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あの赤ちゃん目線のシーン…


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あ、あれは、悪魔の赤ちゃんだったか。
私の記憶も不安定になってるな。はっはっはっ