ちょうど振り返り面談のタイミングですが、私は「成果」と「成長」の2つの軸でそれぞれを見るようにしています。

成果 : ミッションに対して期待通りの成果が出せたか?
成長 : 将来思い描く自分に対して期待通りの成長できたか?

この「成果」と「成長」について、しっかりと結果が出せた方は総じて表情が晴れやかです。


ですが、そのようなメンバーが "少ない" のが現状だったりします...

そのようなメンバーは多くのケースで「成果」のみの振り返り報告で終わってしまいます。(目標設定のタイミングでは「成果」と「成長」についてしっかり考え抜き目標設定をしています。特に若手は自分の成長に関する熱い想いを語ってくれることが多かったりします。)

なぜでしょう?


これには2つの要因があると思っています。

1つは「成長」をもの凄い大きなスケールで考えていること。
 

「成長」は日常の中で "ささいな" 気づきをどれだけ得られるか?が大事だと思っています。チームの仲間や上司のアウトプットを見たとき、会議や資料作成、slackでのやりとりなど...日常の中にはこの "ささいな" 気づきが溢れかえっています。
 

この "ささいな" 気づきを自分の成長に活かすことが大事だと思います。
 

※この際の事前準備としては「自分の成長にとって今何が必要?」と自分に問う事が大事。


もう1つは自分の「成長」について目標を忘れてしまった。あるいは、覚えているけど手が回らなかった。−− 心あたりがある方はたくさんいると思います。

本来「成果」と「成長」は紐付いて然るべきです。
これはグレードが高いメンバーほどそうあるべきだと思います。
(そうでない場合は「自己投資」という考えだと思います)

「自分の成長」が「より大きな成果」につながるという道筋をしっかりとつなげることを大事です。そして、定期的に振り返りをする習慣を身につけるようにしましょう。

※次の目標設定ではここを意識して上司とすり合わせをしましょう。
※また、強制的に振り返りをする機会を設定するのがよいでしょう。



最後に。

私は社会人19年目を迎えましたが、未だに仕事においていくつかのコンプレックスを抱えながら仕事をしていたりします。ですが、このコンプレックスこそ自分の成長の原動力だと思っています。

 

それとセットでいつも心がけていることが「守破離」。

守破離

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。(wikipediaより引用


当社にはCA8や事業責任者や子会社社長、マネージャー、若手など身の回りにはとても魅力的な人がいます。

自分がコンプレックスを感じるのはそのような魅力的な人に出会った時。

そのコンプレックスを克服するために、実際にそのような人と意図的に絡む機会を作り「守破離」を実践するわけです。


CAにはとても優秀な人材が溢れています。

「会社は学校じゃない」と言うけど私にとってはとても魅力的な「学び舎」だと思っています。(このケースで言うと意味が違いますね^ ^)