現在、2008年度のエンジニア採用 会社説明会を実施しています。
その中で、SIer/メーカー/ソフトウェアハウスと当社の違いについても
説明しています。
前職では、
自ら企画して開発する会社、つまり、元請け企業ではありませんでした。
また、
全て内製ではなく、一部の開発をパートナー(下請)企業に依頼していました。
つまり、
システム開発において、階層社会の中位層に位置していました。
ITPro IT業界の”イジメ”の実態を紹介 の記事を見て、
前職の上司にひどく怒られたことを思い出しました。
それは、
パートナー(下請)企業に作業をお願いする時に、
「○○の作業をやってください。」と命令口調で依頼したときのことです。
この些細に思えるこの発言1つに対して、
「パートナー企業は、”下請け”ではないんだ!」
と注意されました。
”下請け”ではないという意識が、すごく重要だと。
当社のAmebaのサービス開発は、基本 全て内製。
ただし、一時的なリソースの補填については、パートナー企業と連携し、
エンジニアを派遣してもらっています。
当社に常駐しているパートナー企業のエンジニアについては、
常駐前に必ず本人の希望する業務か?どうかを確認しています。
常駐したエンジニアが、当社のエンジニアと同じように振舞ってもらうことが、
本人の成長にとってもよいし、当社としてもよいことだと考えているため。
今回のこの記事は、日本の階層社会の悪の部分。
過去の下請けであった経験、そして、現在の元請けという立場。
他人事ではなく自分へのしっかりリマインドしておきたい。