雑記10.ありふれた日常

 『あなたの放つ光は香るのです』

 

おねがい 最近はスピリチュアルな事を結構書いている。

   雑記として、心の中の会話をこれで9回アウトプットしているが、

   一体誰に向かって書いているのだろう?

   誰かの役に立つネタなどなく、完全に日常のログ(記録)。

   そして今晩も、今日の私の思いをアウトプット。

 

おねがい 北川八郎著『奇跡を呼び込んだ断食』を拝読中。

   その中で、著者が45日間の2回目の水だけの断食中に

   体験した記述にハッとした。

   

   断食中、生命を維持する為に、エネルギーは身体に優先的に

   使われ、脳には十分に行きわたらなくなっていった。

   そうなってくると思考は停止し、代わりに

   身体の反応や外界の意識に敏感になっていった。

   

   そして、断食と瞑想が進むにつれて、

   蝶や鳥たちが自分の周りに集まってくるようになった。

   何故だろうと不思議に思っていると、瞑想の中で

   アゲハ蝶が現れて、会話を始める。

 

   北川「よくここがわかったね。やっぱり白い蝶たちと同じように、

      私のオーラに惹かれて来たんだね。」

   アゲハ「いえいえ、あなたの光は香るんです。ここからは見えない丘の

       向こうまで、匂いが漂ってきたのです。だから来たの・・・」

 

びっくり 「光が香る!?」私はハッとして、ある体験を思い出した。

   過去に2回だけ、祈っている時に、突然強烈な甘い香りを

   嗅いだことがある。その匂いを例えるならば、

   カサブランカのような、デパートの香水売り場に入った時のような

   強烈な甘い香りだった。

   周りには複数の知人がいたが、不思議なことに、

   私だけがその香りに気づいていた。

   祈っていたあの時、私のそばに光が訪れたのだろうか?

   いうなれば、私もアゲハのように光を嗅いでいたのか?

   スピリットが光となって訪れたのだろうか?

   目に見えない世界のことなので、結局、どこまでも憶測でしかないが。

 

おねがい 正体はわからずとも、一度ならず、二度も体験すると

   何かが存在することは私にとって紛れもない事実だ。

   そして、よくよく思い出してみると、二回に渡る体験には共通点がある。

   どちらも空腹状態だった。ぼーっとしていて思考が停止していた。

   瞑想の達人が言うように、断食中や空腹時は生命スイッチが入って

   感覚が研ぎ澄まされるのだろう。

   深く内省したい時は、空腹状態がよいかもしれない。

   ありふれた日常は、いつも不思議なことで満ちている。