関西アイスアリーナの経済効果

皆様こんにちは。

今年に入ってから寒い日が続き

インフルエンザの患者報告数が警戒レベルを超えて

流行警報が発令されたというニュースがありましたが

いかがお過ごしでしょうか？

寒いのが苦手な私は、この時期になると出不精になりますが

ウインタースポーツが好きな方にとっては

休みの度に出かけたくなる季節ですね。

大阪では、関西国際空港のある泉佐野市に

今年の2019年12月、『関西アイスアリーナ』が開業を予定しています。

（出展：関空アイスアリーナ公式HP）

関西アイスアリーナは関西国際空港直近の「りんくうタウン」周辺で

国際大会開催が可能なスケートリンクを造りたいという相談があり

関空経由の訪日選手や、地域の子供たちが集まるスケートリンクを

建設するというプロジェクトが始まりました。

大阪府が所有している、りんくう公園予定地を

泉佐野市に35年間の事業用定期借地権設定契約で貸し出し、

泉佐野市から一般社団法人関西アイスアリーナにリース契約で

貸し出す方向で進められています。

（出展：関空アイスアリーナ公式HP）

その関西アイスアリーナの経済効果が先日発表されました。

関西大学の宮本勝浩名誉教授の発表によれば

オープン初年度は大阪府内で65億4591万円、

10年間で308億8110万円の経済効果があり、

雇用創出効果についても初年度639人、

10年間で延べ3051人になると算出しました。

（出典：関西大学/KansaiUniversity）

近年ではフィギュアスケートやカーリングが人気を高め

トリノオリンピックでは荒川静香さんが

フィギュアスケート女子シングルで日本人初の金メダルを獲得したり

羽生結弦選手が世界歴代最高記録を更新するなど

世界の舞台で活躍する選手が増え、急激に人気が高まりました。

また、カーリング界では、平昌オリンピックで初めて銅メダルを獲得し

昨年の流行語でもカーリング女子日本代表チームの言葉で

【そだねー】が流行語大賞を取るなど話題も多く、

人気選手の誕生によりスケート人気は拡大しているため

スケートリンクの利用を大きく見込めると考えられています。

関西アイスアリーナには西日本初のカーリング場2レーンが常設され

将来的には大阪でもカーリング競技が人気を高めると予想できます。

日本には四季があるため、

常にウィンタースポーツの環境を維持する事が難しい国ですが

関西アイスアリーナのように屋内競技用のアイスリンクがあれば

一年を通じて適正な環境を維持することができるので

将来、関西からも羽生選手の様な逸材が生まれるかもしれませんね。

大阪府内には京セラドーム大阪、パナソニックスタジアム吹田、

ヤンマースタジアム長居、東大阪市花園ラグビー場など

野球、サッカー、ラグビー、陸上競技などの有名なグランドがあり

関西アイスアリーナも世界大会が開催されるような

有名競技場になれば大阪はもっと発展する可能性があり楽しみです。

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