みなさまこんにちは。
11月も中旬に入り、朝晩と急に寒くなり始めたので体調を崩された方も多いのではないでしょうか?
私の家族も先日までは病院に通いっきりでした。
この時期はショッピングセンターや街のイルミネーションがクリスマスに向けて装飾され始め
クリスマスムードを感じれるような季節になりましたが
11月の第3木曜日は、お酒が好きな人にとってボジョレーヌーボの解禁日ということで
全国各地の飲食店でボジョレーヌーボの解禁パーティーやイベントが開催されていたり
コンビニやスーパーなどでもボジョレーヌーボを安価で購入することができるので
楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。
ボジョレーヌーボはフランスのワインで有名ですが、
大阪にも大阪の農園だけで収穫されたブドウで作られる
『キングセルビー』という赤ワインや『キュベパピーユ』という白ワインがございます。
私自身、大阪で30年以上生まれ育ってきましたが
大阪にブドウ畑があることや大阪でワインが製造されていること自体、全然知りませんでした。
私の中で、関西圏のワイナリーと言えば神戸市西区の「神戸ワイナリー」をイメージしてしまいますが
大阪の柏原市には1914年(大正3年)から醸造を始めたワイナリーがあるようで、
昭和初期には大阪府のブドウの栽培面積は1000ヘクタール近くになり
日本国内で山梨県を抜いて全国1位だったとの資料もあるぐらい
大阪のワイン造りは古くから歴史があるそうです。
大阪で生まれ育っているのにも関わらず、大阪のワインを飲んだことが ないということが
自分の中ですごく変な話だと思い、『キングセルビー』を飲んでみましたが
一人で1本空けてしまいそうになるぐらい飲みやすいワインでした。
街のワインショップとして
世の中にまずいワインはない。私たちは本気でそう思っています。あるのは趣向の違い。どんな素晴らしい味わいであっても、どんな高価なワインであろうと、飲み手の好みでなければ、その価値はありません。しかし、これほどまでに沢山のワインが世界中から輸入され、情報が氾濫している日本のマーケットにおいて、自分の好みの一本を見つけだすことは知識・経験のない方にとってなかなか難しい。毎年の作柄や時間の経過によって味わいが変化することも、ワインを分かりにくくしている原因でしょう。そこで必要なのが、ソムリエやワインアドバイザーといったプロフェッショナルです。星の数ほどあるワインと千差万別な人の趣向とをマッチングさせる仕事こそ私たちの使命だと感じ、大阪の食の台所、黒門市場近くにワインショップFUJIMARUをオープンさせました。対面販売にこだわり、ソムリエ経験者がお客様の好みを伺いながら1本1本販売する。(http://www.papilles.net/aboutus/)
恐れ多い話ではございますが、
このワインを販売されているパピーユさんのホームページに記載されているこだわりや考え方が
不動産の販売にも似ている気がして勝手に共感を持ってしまいました。
大阪には、「大阪をもっと盛り上げたい。」「大阪をもっと楽しんでもらいたい。」と思う人が多く、
形は違えど、大阪の発展のために努力をされている方もたくさんいらっしゃいます。
大手企業さんのような大規模プロジェクトや開発などは個人や中小企業ではできませんが、
個人で経営されている人にはその人の強みがあり、
中小企業でも大手企業さんにはできないような強みもありますので
それぞれが協力し合って、大阪をもっと住みやすくて楽しい街にできるよう頑張っていきたいです。