今日は内田悟さん
のやさい塾へ行ってきました
月に一度のやさい塾は毎月応募多数で抽選の中、
見事、OCから一時帰国中のお姉さまとともに当選したのです
今の時代は一年中いつでも同じ野菜を食べれるようになっていますが
旬の野菜を食べることがいかに重要かということをたっぷり教えていただきました
まさに、『塾』です
今、日本にある160種類の野菜のうち、
もともと日本にあった野菜って5種類しかないんだそうです
それ以外はすべて他の国から持ってきたもの、野菜を育てるに当たっては
その野菜がもともとどういう環境で育っていたものなのかを知ることが大切なのだそう
やさいが自然にあるがまま自分にあった条件で育ち実る季節が「旬」。
旬の野菜は季節外れのものに比べて味わいもエネルギーも自然で強いもの
栽培方法は、肥料を使わない自然栽培がベストだけど、
今の世の中、自然栽培で育てられた野菜はほんの2~3%しかないそうなんです。
今の野菜は人間が食べるために人間の手で育てられたもの、
でも、旬の野菜は肥料の悪い要素さえも自分で排除できるくらいの強さがある、
だから旬の野菜を選ぶのが重要なんだということを教えていただきました
今日は、やさいのメキキ8か条というものを教えていただいたのですが、
その中で最も印象的だったのが、形のまあるいものを選ぶ理由
私、いびつな形の野菜は自然に育った故のいびつさだと思っていたのですが
それぞれのやさいにあった環境で自分にあった速度で育った野菜って
形がキレイなんだそうです
・・・そう考えると、アメリカの野菜ってだいぶいびつだったなぁと思います
そして、やたらと多いオーガニック信者
実は日本でも有機栽培が一番厄介なものと内田さんはいいます。
有機栽培にも、実はJASが認めている農薬や肥料は使われている、
それでも無農薬野菜としてうたい、高い値段で売っている、それってどうなの?という話。
有機栽培のものを選ぶくらいなら、
旬な慣行栽培の野菜のほうがよっぽどマシだというのはごもっともだと思いました
表示にまんまとだまされるのではなく、
これからは「旬」を意識して、野菜選びをしていけるようになりたいです
さて、こちらは今日いただいた根菜のミネストローネ
お料理教室などでは、色合いよく見た目もキレイに。
そんなことが重視されますが、色合いよりもとにかく旬!!
そうおっしゃっていた中で、旬なものをさらに色合いよく作ってくださったこのお料理、
四季に通じた食事作りって素敵だなぁと心から思いました
こんなにたくさんのことを教えてもらった上に、お料理まで出していただいたのに
このやさい塾はなんと無料なのです
やさいのことをたくさんの人に知ってもらいたい、
そんな内田さんのやさいへの想いに今日はとても有意義な時間を過ごさせていただきました