Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -14ページ目

「これならわかる!ネットワーク入門講座」発売されました!!

私が執筆しました、ネットワーク初心者のための書籍が発売されました。
ネットワークの初心者が対象となりますので、
これからネットワークを勉強したいっていう人には、もってこいの書籍です。

会話形式で、進んでいきますので、読みやすい構成にしてます。


Linuxとネットワークは切り離せないので、Linuxとともに
勉強されるのはいかがでしょうか?



ネットワーク その2

Linuxでは、個々のデバイスをネットワークインタフェース名として識別して、
管理しています。IPアドレスなどの通信に必要な情報は、これらのインタフェース名ごと
に設定されています。ネットワークの設定や状態は、インタフェース名を指定して
確認します。

インタフェース名は一般に、「eth0」や「wlan」のようにつけられています。

インタフェース名やIPアドレスを確認するには、

ifconfigを実行します。

「eth0」や「lo」などが表示されると思います。

「lo」はループバックアドレスといい、自分自身と通信するインターフェースです。
1台のパソコン内で通信をテストするときはなどに使います。
「127.0.0.1」が割り当てられています。

ネットワーク その1

Linuxでは、ネットワークを使用するための中核機能を、カーネルが提供しています。

一般的にネットワークはTCP/IPという通信プロトコルを土台として動作しています。
Linuxの場合、このTCP/IPの機能を提供する基本プログラム(TCP/IPスタック)も
カーネル内部に組み込まれています。

Windowsの場合は、TCP/IPスタックはカーネル本体とは完全に分かれたプログラムとして
用意されています。

よって、このことからもLinuxとWindowsのネットワークは違うことがわかると思います。