Report:Tsubasa 文章抜粋 | あたしの海にさよならを

あたしの海にさよならを

あなたはあたしのすべてだったの。 だからさようなら。 さよなら、あたしの海。

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【容姿】
ツバサ:外見は18歳とは見えぬ幼さのあどけない少年である。 光沢のある茶髪を持ち、八重歯が常人よりやや発達しているのが見受けられる。 両耳に飾穴を2つ開け、それぞれ赤と青の耳飾りをつけている。更にもうひとつ銀色の耳飾りをつけ、今時の若者のように見せている。日常の行動からは全くと言って良い程警戒心が見られないようであるが、事実誰よりも気配を察知するのを得意とする点から、彼の根底に眠る実力の程が伺える。後々我々の脅威となるやもしれない。要経過観察。


【眼球】
眼球:スノウ種族独特の蒼をしているように見えるが、観察をすると若干の紅色が見られる。これは藤堂紫厭にも見られるように、彼に大して行われた龍化実験から発生したものと推察できる。通常時よりこの紅は存在している。徐々に紅の面積が拡大している事から、彼の自我が失われていくのも時間の問題だろう。私が最初に会った時彼の紅眼は虹彩の約1/6程度であったが、現在は虹彩の1/4程を占めていることより、彼の完全龍化は急速に、且つ確実に進行している。要経過観察。尚通常時の瞳孔は常人と同様円状である。


【覚醒】
龍化:彼の龍化は彼の感情の昂りによって引き起こされる。眼球が深紅に染まり瞳孔が狼貌型に変化する。リュウと違い自分で自制できないのも特徴的。彼の完全龍化の条件は幾つか存在するが、最も覚醒時間が長く厄介と思われるのが【ヒトの形をしたものの死亡乃至崩壊】である。他詳しい条件は後述とする。覚醒・完全龍化を行った場合、元から平均値以上であった脚力が数倍上昇、片足の上段蹴り一撃のみで防御値の高い人形型禍者の心核を破壊できる程である。リュウとの違いは彼の上昇値が力のみだけでなく法力にまで及ぶ事である。彼の覚醒後の護法においては我々と同格、またはその上を行くものと思われる。但し法力が上昇するのはある条件を満たしたのみという結果も出た。【自分の隊の人間が戦闘不能に陥る】【自分の隊の人間が崩壊する】【ヒトの形をしたものが死亡乃至崩壊する】という3点のみである。我々はこの身体能力並び法力が上昇した状態を完全龍化と呼ぶ。厄介なのはこの法力の上昇である。彼の心核は護法機関で抑制しているが、彼の完全龍化によりその制御数値が麻痺し、彼自身の自我を失ったままでの崩壊、つまり龍の暴走により多大なる人的被害を招きかねないためである。どちらにしろ彼に残された時間は彼自身で制御するしかないだろう。延命措置を施すという案は早期崩壊・暴走の点より早計と思われる。要経過観察。


【豹変】
異常事態:彼が睡眠乃至気絶している際に現れる別人格とも言える存在。それは自分自身を【闇】と呼んでいた。外見はツバサとは殆ど変わらないが、虹彩が完全な蒼色をしている。傲岸不遜で自分の利益を最優先とする性格のようだ。しかし【闇】は我々でも太刀打ちできない程圧倒的な力を持つ。武器や護法の扱いに長けるだけでなく、今となっては天使指揮官クラスしか扱えないとされていたグランテ呪術までそれは容易く扱ってみせたためである。その上グランテ文明にも精通している素振りを見せ、かの英雄・ランサー=アーヴィングの所持していた国営倉庫の座標位置を知っていた。仮にそれが多重人格のひとつだとしてもツバサと同一人物のようには思えない。推測であるが、それはランサー=アーヴィングの近親者の精神体ではないかと思われる。無論それはランサー=アーヴィング自身を含まない。グランテとアウテラ大陸との境界にて我々は【グリード】と対面したことが理由である。ランサー=アーヴィングは以前リリーシェルダン皇女に【グリード】と呼ばせていたという報告と伝承の容姿が境界に棲む【グリード】と殆ど同じであるため、【境界のグリード】とランサー=アーヴィングを同一人物と確信した。しかし確定はできないため、


【以下の文章は黒く塗りつぶされており解読不可能】



Writing:Kijin(Belphegor)





豹変にて「あれっ既視感」と思った方、だいたいあってまs←