~ROENTGEN NIGHT 道中~ | ** C'est La Vie ** ~りん。の戯言日記~

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『猫に追われる、虹追い夢烏』

LIVE以外のことを雑記としてまとめておくお仕事φ(.. )

雑記として想い出をつづっていくだけなので、面白みにかけますゆえ、あしからず。。



当日朝、新宿から出発するバスで苗場へと向かう。

地下通路を出ると、ずら~~~っとハイヲタさんの姿が。

最後尾に並んで、列が進むのを待つも寒くて心は折れそうw


やっとバスに乗り込んだところで、まだ座席は半分程度の埋まり具合。

一人参戦の私はどこに座るべきか・・・

同じく一人参戦の人と並んで座るべきか、否か。でも、チキン発動w

結局一人で座ることに。

優しい人が隣に来てくれるといいな~なんて思ったら、Cさんが隣に座ってくれた。


話しかけるタイミングを狙うも、やっぱりチキンw

地味に“話しかけてください”オーラを発して、タイミングを待つww

すると、願いは通じ、Cさんから話しかけてくれる♪

道中、たくさんお話してもらって、すごい楽しかった!

HYDEさんのこと、ラルクのこと、お互いが飼ってる猫のこと・・・尽きない話をしてるうちに、あっという間に苗場に到着。

Cさん、ありがとうございました!



三国峠を越すと、ものすごい雪。。

まさに「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の世界。

全てが白に覆いつくされて、世界があっという間に異世界の雰囲気に。

あっという間に現実から引き離されて、胸が弾む。

いける事が決まってから、あっという間にこの日を迎えたから、いまひとつ現実感がなかったのだけれど、いよいよ始まるんだ、っていう高揚感に包まれた。



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12時半少し前にホテルに着いて、興奮しながらバスを降りると、しんしんと雪が舞い降りてくる。

パウダースノーって、まさにこのことだなぁ。って思うような、軽くてフワフワと降り積もる雪。

道端に積もってる雪もすごく柔らかくて、そっと触れると優しく形付けられる。

東京の雪とはまるで別物だった。

HYDEさんが雪を好きな気持ちが改めて分かった気がする。

冬の暖かさを感じるのってこういうところでも感じられる気がした。

チェックインは14時ということで・・・荷物をロッカーに預けて、一休みすることに。

到着受付を済ませて、空いてるお店を探してさまよう。

到着したばかりのラルヲタと帰り間際のゴスペラーズファンの方、一般のスキー・スノボ客の方でごった返していて、カオスww

どこも混んでいて、なかなか休めるところが見当たらず・・・たどり着いたのはカウチや暖炉のあるカフェバーのようなところ。

お高い事もあってかw、お客さんは少なく。のんびりゆったりできました♪

Cさんと一緒に、ビールをたしなみつつ・・・暖炉を囲んで雰囲気に酔う~。

「こういう雰囲気ってHYDEさん好きそうですよね~」なんて話していたら、実際に、バーズデーパーティの打ち上げに来たっていう情報を見つけてwなんか嬉しかったww

しかも、お会計を済ませようとカウンターに行ったら、手書きでいろんな人の名前が書いてある中に「ハイド」って書いたメモが置いてあって、かなり興奮!!!

もう来たの!?これから来るの!?と一人無駄にはしゃいでしまったww

(実際、夜にはそんなことをすっかり忘れてしまって楽しんでいたのだけれど~)

そして、14時。

いよいよ、チェックイン!ということで列に並びにいく。

おぉ~結構な列ですね。最後尾はどこ??と、ひたすら列をたどっていく。

たどっていく。

たどって・・・い・・・く??

うぉぉぉおお~~い!!

どこまでいくのwwどんだけ並んでるのwwww

思わず笑っちゃうくらいの列でしたww

開演時間もろくに知らされない中、周りの噂で16時開演という話が聞こえてくる。

やっとこさ列の端を見つけるも、「これ、間に合うんですかね・・・?」と諦めモードになってしまうほどの長蛇の列でした・・・

苗場なんて、こういうイベント慣れてるだろうに、なんでこんななんだ?

開演時間が早いからこうなのか、ラルヲタだからこうなのか・・・

とにかく、指定された時間通りに動いてたら絶対に間に合わないスケジュール。


着替えたかった私はソワソワ。

15時まで進み具合をみて、と待っていたものの、ソワソワがイライラに変わりそうだったので、15時で列を離脱。更衣室で着替えて、メイクはお店の片隅で直すという残念な感じで支度をしました。。

ホントは髪も直したかったのに(´・ω・`)

でも、こんな素敵な日にイライラしたくなかったので、忘れることにしました。

ま、向こうから見えるわけじゃないしね~~



というわけで、15時50分頃、着席。

上手スピーカー前5列目でした。5列目ではしゃいだけど、思ったより遠かったっていうww

それでもよく見えたから全然問題なかったですけどねっ!!

席に着き、「同室の方に会えなかったから、心配?してないかな~」などと思っていると、右隣に座った可愛いコちゃんに、「チェックインしました?」と声をかけられる。

隣のコも一人っぽかったので、「もしや同室?」と思っていたんだけど、やっぱり話しかけられなくてwwそしたら、向こうから話しかけてくれるというラッキーでした♪

チェックイン引換券を見せ合うと、本当に同室で!いやぁ、良かった!!

優しそうな人で一安心でした☆

そして、ちょこちょこお話しながら、開演を待つ・・・


LIVE中も一緒にHYDEさんに突っ込んだり、一緒にお祝いしたり、同じような感覚で楽しめたのがすごい嬉しかった!

同じファンでも感性が違うと今ひとつ盛り上がれないこともあるけど、この日ばかりは本当に楽しかった♪

Mちゃん、ありがとう♪またぜひ、他の会場でもお会いしたいです///



そして、LIVE後、Mちゃんが行きのバスで一緒だったっていうAちゃんと合流!

なんと、席がHYDEさんのほぼ正面(正確にはK.A.Zさん正面)1列目というミラクルガールだった!!

お互い興奮冷めやらぬまま、お食事を共にすることに。

HYDEさんの雰囲気を聞いたりしてまた興奮してしまう~☆

チェックインを済ませ、またまたCさんとも合流して、ご飯を食べに行く。

途中で、LIVE終了後からHYDE ROOMの整理券を配布するということで、その列を確認しにいくも、どこまでいっても終わりが見えないwwwwwww

なんかもう、この列を待とうという根性がすごすぎるwwwwwwあっぱれ。

われわれは一同一致で、「先にご飯!!」という選択で、食事に向かう~~


客室に近いところはどこもカオス&串を食べたいということで、いっちばん端っこの「天八」へ。

HYDEさん話、ラルク話に花を咲かせながら、串を喰らう女子。

外は、吹雪がどんどんひどくなってきて、世界から隔絶された感じ。

食べてるものは俗世っぽいけど、心は羽が生えたように軽やかでした♪

そして、ここで新たな出会いが☆

大テーブルで食べてた私たちの隣にメンズが一人。

明らかに、同じ目的で滞在している雰囲気・・・

Cさんが声をかけると、すごい食いつきで会話に参戦ww

すごく気のいい感じの人でしたw

しかも、LIVEは黒スーツで参戦、食事で汚してはいけないと着替えてきたらしいwwどんだけwww

HYDE ROOMに行くにはもう一度着替えてくると意気込んでいる。

半端ない愛情を感じたwww



お腹が満たされたところで、20時に。

ThE hyDEを現地で買いたくてウズウズしていたので、早々にお店を出て物販列へ。

すでに長蛇の列wwwwwww

だ か ら 、並びすぎでしょwwwwwwwwww

係りの人も右往左往してて、誘導があいまい・・・なんとか列の動きを見切って、並んだのは階下の廊下。

まだまだ先は遠そう。

Mちゃんと一緒に並んだので、そこまで辛くはなかったけど、前に並んでいた女子がまぁ、口悪くて。

ちょっと気分を害したりしながら、やっと買えたのは1時間半ほど経ってからのことでした。

どうにもこうにも、見本が会計のところにしかなくて、それを見ながら会計のところで悩む人続出・・・

おかげですごい時間がかかっていたんだってことが分かりました。

手前に見本を置くなりしてもよかったんじゃないかと思いました。てゆーか、買う人も空気読もうよ・・・って正直思っちゃいました。。そんなに標準サイズとかけ離れてるわけじゃないんだしさ。。

そういう私は、順番が来たときには最初は買うか迷っていたTシャツを結局買ってしまうくらいには荒ぶってましたwwやっと買える安堵感と悩むならとりあえず買っちゃえ!っていう自分の心の声に従っておきましたww

でも、かわいいからいいんだもん♪



そして、その後はHYDE ROOMの整理券をもらいにいく。

遅れて物販列に並んだCさんとAちゃん、ご飯どころで一緒になったIくんともご一緒するために22時半の回のチケットを入手。

それまで時間があるので、ここでバースデーケーキをいただくことに。

それと一緒に、ROENTGEN NIGHTオリジナルカクテルを注文。


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ウェイターさんにお勧めをきくと、「WHITE SONGSはHYDEさんから日本酒を使ったカクテルを用意したいという話があって作られたものなんですよ~」と。

それは!ということで、2人とも迷わずWHITE SONGSを注文。

日本酒+カルア+ココナッツかな?(失念)の味で甘いんだけど、ココナッツが強めで後味はわりとすっきりな感じだった。私とMちゃんはあまり日本酒の味は感じなかったけど、日本酒苦手なCさんはしっかり味に気づいたらしいので、ちょうど良かったのかもしれませんw

ケーキはショートケーキ♪生クリーム苦手な私ですが、小さかったし、なんといっても記念のケーキなので美味しくいただきました!

にしても、あの大きさ・・・ステージに乗ってたケーキではな・・・(ry

ふふふ。疑念はあるも、気づかないことにしておきますww


飲食スペースにはサイドにモニターが置いてあって、PVが流れていたり、オフショ?が流れていて、会場から時折歓声のような声が上がる///

薄幸の美少年オーラにうっとり♪



そうこうしているうちに、HYDE ROOMのお時間に。

HYDE ROOMは23時半と1時半の2回行ってきました。

たしかに、1回では見切れない感じのないようでした。



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会場に入る前のスペースからすでに3枚の写真が見える・・・

すでにその時点で大興奮!!かっこいい・・・

会場に入ると、

左側には壁一面にself portraitが飾られている。

正面にはThE hyDEの表紙の写真が壁一面の大きさになって圧倒的な存在感をしめしている。

右側にはライフマスク2体、鬼の仮面、蝙蝠のフック(RESETのグッズ)が飾られている。

振り返ったところの壁にはThE hyDEと向き合うようにEVER GREENのHYDEさんが会場に視線を投げかけている。

その横には頭部、腹部、左手のレントゲン写真が3枚。

中央にはギターとサックスが飾られている。

その両脇にはマイクとアクセサリーの入ったケースが置かれていた。


写真はたくさん撮ってよかったんだけど、会場におかれたポール状の青いLEDライトが額のガラスに反射しちゃって撮りづらくて仕方なかった・・・

なんであんな置き方したのー。もったいない(´・ω・`)


self portraitは、直球過ぎて胸が痛くなった。光と闇が如実に表れているようでビクっとなってしまった。

HYDEさん本人が言っていたけれど、「もうちょっと言い方あるやろ?」っていう意味が良く分かるほどに。

鋭い部分は音楽にも表れている思うけど、視覚的に入ってくるものはもう少し直接的というか、気づかずにはいられないような衝撃だった。

それでも、最後はHYDEさん自身がランプシェードのようになった「光あれ」という作品で締めくくられていて少し安心した。

最後は光を感じられてことで少し救われた気がした。

・・・HYDEさんの中の光が少しずつでも大きくなっていくことを望んでいます・・・


ThE hyDEの写真の前では、同じポーズをして写真をとっている人が結構いたけれど、私は恐れ多くてw

撮れませんでしたww

あんな美人のそばによってしまったら、否が応でも自分の劣化具合が分かってしまうから。単体の写真だけにしておきました。


ライフマスクは、髪が短いのと長いのの2体ありました。私個人では短いほうが雰囲気出てるかと思いました。

列ができていて、「写真は1枚にしてください!」と係りの人が叫んでいたので、写真も早々にまじまじと見つめる。

第一印象は、顔ちっさ!!目デカ!!

ここでも横に並ぶのがためらわれるような顔の小ささw

そして、閉じているにもかかわらず、この目の大きさ。ビックリ。

鼻筋の通った感じも素敵でした///

ご本人を見ている限りでは、割とまるっとした可愛らしい鼻の印象だったので、眉間からすっと通った感じが意外でした。横から見ると鼻が高くて・・・美しい。

実際触れてみると、彫りの深さにもびっくり。

思わずビックリして目潰ししたみたいになっちゃったのは内緒ですw

やっぱり、美人は骨格からして美人なんやわ~ということを確信。

100回転生したら近づけるかしら?・・・無理か(ヒー


2回目に触ったときには、両手で頬を触ったんだけど、これまた顎の小ささに驚愕!

シュッとしてらして・・・ハーン。いや、ほんとにカッコよかったです。


蝙蝠のフックはラルクのグッズなので、なんぞ?と思ったけど、どうやら思い入れのあるものみたいです☆

鬼のマスクはなんかつるっとしてて怖かったので、ややスルーしてしまったww



EVER GREENのHYDEさんは白く透き通るようで、また美しかった・・・

向かい合うThE hyDEの無機質なアンドロイドのような美しさとはまた違って、こちらは雪のように、意識を向けていないとフッと消えてしまいそうな感じ。人であって人でないような・・・

こんなに両極端な美しさを表現できてしまうところも魅力の一つなんだろうなぁ。



なんて、思っていたら、そのすぐ隣にレントゲン写真が。

腹部レントゲンを見ると、そこにはガス像がww

あー、HYDEさんも人だったんだ、って一安心ww

美しくても、中身は一緒ヘ(゚∀゚*)ノ ヤホーイ

手の写真ではAREXが写っていたので久しぶりに欲しくなってしまった~~



中央においてあったギターはガラスケースに入っておらず、囲いに囲まれただけで細部までよく見えた。

Gibson Type-Oも置いてあって、間近で見ることができて震えた・・・

頭の中で曲を反芻しながら、音色を感じると締め付けられるような感動を覚えた。

もっと詳しい知識があればもっと感動できただろうに。。自分の無知さが悔やまれる・・・

それでも、接木がないあたりとかはしっかり確認できたので、嬉しかった。

他にも、背面の塗装がはげてしまったものや、ピックなどでつけられた無数の傷がついたものが飾られていて、よく弾きこまれている感じが伝わってきた。

このギターを奏でてHYDEさんが曲を作っているのかと思うと鳥肌が立つような感覚になった。

このギターでHYDEさんの音が創り上げられ、何度も奏でることで磨き上げられているのだと思うと、それを間近で見られることに感謝しか浮かばなかった。




集中して見ていると時間はあっという間に過ぎてしまい・・・

2時を迎え、イベント終了。

興奮冷めやらぬまま解散しました。

幸福感と興奮からの疲労感にさいなまれ、のび太君状態で眠りに落ちましたw

いい夢見ることを期待して眠りについたものの、夢も見られないくらいぐっすりとww



そして、朝は11時のチェックアウトぎりぎりに目覚めたので、ささっと朝食を食べ、あわただしくバスに乗り込んだのでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので・・・切なかった。

バスが東京に向け走り出し、少しずつ山を下っていくと、雪が減って少しずつ元の街の雰囲気を取り戻してくる。

夢のような白いベールから徐々に現実が顔を出してくるようで、なんともいえない虚無感に包まれた。

脱力感と夢うつつな状態のまま、ウトウトしているとあっという間に新宿に到着。

夢の時間は瞬く間に終わってしまったのでした。



短い時間だったけれど、行けて良かったと心から思える時間でした。

ROENTGENを直接聴くことができたこと。

HYDEさんの誕生日をお祝いできたこと。

HYDEさんが新しい一歩を踏み出したときに同じ空間にいられたこと。

私にとって特別な苗場という場所で聴けたこと。

全てが貴重な経験だった。

宝物、と言ってしまうのは安易だけれど、

薄れないようにずっとしまっておきたい大切な思い出。


そんなステキな時間を作ってくれたことに感謝。

これから変化していくHYDEさんをずっと見ていきたいと思った。

これからもずっと彼と彼の音楽と共にいられますように。。

感謝をこめて。