大阪関西万博フランス館において、開所祭を斎行しました。
この日を迎えるにあたり、毎朝、氏神様に祈り、禊をし、自分自身を祓い清めました。
私にフランス館での祓えの式典をしてほしいと仰ってくださったのはニナファーム会長ベジットさん。その出会いは屋久島。
その半年後に私の作品を見たいと突然電話があり、丸の内オフィスにお越し下さいました。
驚きのタイミング❣️
お茶室にお招きし、お話しすると貴女のスピリットは素晴らしい!と感動してくださり、大阪関西万博フランス館のお庭を担当しているので、お話とパフォーマンスをしてほしいと言ってくださいました。
それが次にお会いした時に、目に見えないものの話を色々とするうちに、祓えの儀式をしてほしいということになり14日の斎行へと。
彼は乳酸菌の研究者であり、見えない力を信じる素晴らしいハートの持ち主です。
決まってからフランス館担当者とのやり取りは警備が厳重で、本当に大変でした。
私に言ってくださったお話ですが、うちの会社にとっても良い機会になるだろうと会社で受けてもらうことにしました。
4月14日14時、大阪関西万博フランス館、2300歳のオリーブの木にご降臨いただき開所祭を斎行しました。
祭壇を設え、ジャック・メールさんがフランスパンをお供えしても良いですか?と言ってくださったので乾物の高野豆腐の横にフランスパン。
素敵な神饌となりました。
フランス館のテーマは「愛の賛歌」なので、「愛」の色紙、オリーブの木は「千寿の木」ということで作品にしました。その条幅の紙の上には、大自然を表した陶板を飾りました。
雅楽もない、たった一人、祭主だけの祭典。
多くのフランス館に関わる方々が参列され、厳かに執りおさめました。
本当だったら、祭員も楽士もたくさんで賑やかな祭典をしたほうがフランス人は喜んでくれるかもしれないけれど、会長の思いを果たしたい一心で私は貝になりました。
事前告知をしていない理由です。
ただただ、生きとし生けるものの幸せ、地球が元気に戻ること、世界の平和。
地球上の命が支え合い生かされていることを自覚し、地球上の心を一つにし、皆がその意識をもって、幸せに生きれますようにと祝詞を作り、心の底から奏上、祈りました。
周りの音も、人の顔も、何も入ってきませんでした。
ただただ祈りました。
フランスは一神教の国なのに、フランス館総監督ジャック・メールさんは事前に私の控室に来られ、祭典、玉串の仕方、見えないもののことを長い時間話をしました。
この方も素晴らしい方で、深い感性はただ者ではないと思いました。
美しい玉串奉奠の姿を見て、祭典中なのに涙が出ました。
神々様がお喜びになっていることがわかりました。
フランスと日本だけでなく、世界が心を通じ合わせ、地球上を幸せにしていける期待感がもてました。
祭典はあくまでも通過点です。
この後が大切です。
私の使命として、祝詞に書いたように、これから益々神様の御心に添った働きが必要と背筋が伸びます。
共に働いてくださいますようお願い申し上げます。
有り難い時間をいただき、心より感謝いたします。
弥栄








