潔斎で気づいたことがある。
①カツオ出汁が美味しいということ!
私がいつも作る食事は、煮物などの和食が多い。
礼文の昆布は何にでも使うのと同様、鰹出汁も。
しかし潔斎中は昆布出汁と椎茸出汁しか使えない。
潔斎が明けると、お味噌汁、出汁巻き、
たっぷりの出汁をきかせていただくのが楽しみである❣️
これは潔斎をしなければわからない。
②身体の中がきれいになっていく。
内臓を開けて見たわけではないけれど、
自分の身体の声にいつもより耳を澄ましている。
悪しきものは流れ消え、澄んだ状態になっていく感じがする。
③丁寧な毎日。
外食をすると何がはいっているのか?
どんな調味料が入っているかわからないので、外食を避ける。
お昼ごはんが必要なら、
梅干し塩昆布を入れておむすびを作って持っていく。
④味や香りに敏感になる気がする。
制約のある中での、料理は始めは気が滅入っていたけれど、
潔斎を楽しもうと思ってからは、薄味でも色々と作った。
発見があり新作もできたし、糠漬けもおいしくできた。
⑤心身ともに静かに穏やかに。
日々仕事に追われ、バタバタしているが、この期間はなぜかモードが変わる気がする。
彼方の世界のご先祖様に感謝を伝えつつ時間を過ごしていると、
全てが有難くて、どう恩返しをしたらよいのかと思う。
最初は憂鬱だった潔斎、今は感謝する時間になった。