今年も春日祭随行のお役目をいただきました。
天皇陛下の名代でお勅使様が来られてのお祭り、
三勅祭の一つ。
招待者のみの参列で、
一般参拝者は見ることができない。
元春日 枚岡神社宮司の随行により貴重な体験をさせていただきました。
平安絵巻を見るような古式ゆかしい神事。
丁寧に厳かに、神様への感謝があふれている、
素晴らしいお祭りでございます。
しかし自分の立場を考えると平安絵巻に浸っている場合ではない。
お勅使様の作法、神職の作法を学ばせていただかなければ、このように直に見れる機会はない。
残念ながら写真撮影はダメだし、お人もいらっしゃるし、太い柱が💦
見えない〜〜〜😢😢😢
諦めずに三時間半、首を伸ばしたり引っ込めたり、
所々拝見できました。
お勅使様が神様に神饌をお供えすることは他にはなく珍しいこと。
ご神宝、神饌をもち、浅沓で階段を上り下り、大変なことです。
一人どきどき見ておりました。
濁酒と清酒をお勅使様と弁様に宮司がおつぎする、
ポトっと落ちないように、柄杓をしっかり拭かれていました。
三勅祭は、勅祭のうち、旧儀保存の目的で古式を参照した特殊な内容を持つものを特にという。三勅祭とは賀茂神社の賀茂祭(葵祭)、石清水八幡宮の石清水祭、春日大社の春日祭の3つである。これらは江戸時代以前の慣例による束帯を着た勅使が派遣され、随行の官人である弁官その他の「代」として、やはり古い故実に則った姿をした人々が奉仕する。これらの人々と神社の神職が儀式次第にしたがい執行するものである。
直会は四年ぶりとのこと。
神官階位をとるため、
面接、訓育、祭式の授業の先生、
もちろん宮司様です。
上賀茂神社田中宮司から
しっかり御奉仕しなさいと励ましてくださいました。
二度とないであろう貴重な時間をいただき感謝でいっぱいです。
真にありがとうございました。