冬の土用 二日目雪の降る中の禊。昨日よりずっと冷たい。終わる頃には、足裏の感覚はほぼ無い。真っしぐらに帰り湯船に浸かる。固く縮こまっていた細胞が、緩み解けていくように、足裏に感覚が戻っていく。つくづく熱いお湯の有り難みを感じる。冬の禊をしてこそ、わかる感覚。ふと、辛い苦しいことを乗り越えた時、大きな幸せを感じる。その振り幅は同じだとも感じる。身体も同じなのだろうか…まだまだ未熟。精進せねばならぬ。