丹生川上神社下社にお参りし、

竜泉寺で禊、

いよいよ稲村ケ岳に登拝です。

澄んだ空気、

役行者が修行し続けてきた、

懐の深い厳しい愛を感じる山。

梅雨の中、

有り難くも快晴。

右に崖を見ながら木々の中を

先達との距離を離さないように黙々と歩く。

頂上近くは鎖を掴みながらの険しい、

足元を見ながら慎重に登る。

頂上に登り着いた者にしか味わえない達成感。

美しい景色を眺め、

お詣りをし、感謝しつつ下山。

下りは時間がおしていたのもあり小走り。

丸一日、17.8キロを歩いた。

翌日は少々の筋肉痛はあったものの、清々しい。

ご一緒させていただき、心より感謝です。

素晴らしい一日を、ありがとうございました。



稲村ケ岳について
女性においても、修行を志す者は、隣接する大日岳を目指す稲村ケ岳登拝があり、女人行場として大日如来(真言密教の根本神)を奉る神山に登拝して、太陽(大日) の力を頂いて、生命を育み養う大母性心を覚り、活性化させる為の行場として制定されている。