今朝は雨が降っていて、ウォーキングに出れません。

午後は止みそうなので、空を見ながらアトリエに。
 
 
漢字の臨書と同様に仮名も臨書が大切。
 
これは、『深窓秘抄』を臨書したもの。
 
20年前にもなろうか・・・
 
藤田美術館に行った折、
 
この深窓秘抄の前で、あまりの美しさに釘付けになった。
 
優美な筆致は格調高く、
 
流れるような連綿は、
 
音を奏でるかのよう。
 
一目ぼれし、その足で紀伊国屋にて求めた。
 
忘れられない感動である。
 
そして今も時折、臨書する。
 
細筆で墨量の変化を出すのは大変難しい。
 
 
仮名の臨書という基本ができてこそ、
 
創作に深みが増すことと思う。