【個展の御礼】
秋空のもと、風の心地良さが嬉しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
「第10回modern書 art木積凜穂書作展 深く感じて、ときめいて」を無事、幸せな想いで終えることができました。
遠いところからも、個展のために東京へとお運びいただき、感謝で胸がいっぱいになりました。心より御礼申し上げます。
 
平成18年の初個展から、多い年には三回の個展というように、いただくお話に精一杯お応えしてまいりましたが、九回目の個展が終わり、いただくだけではいけない。自分で開催場所、テーマを決め、十回目を迎えようと決め、八年が過ぎてしました。
私を救い、支えてくれた書によって、世界中の皆さんを癒し、励ましたいとの想いは、13年前の初個展の時から変わることなく、より大きく奥行きのあるものとなりました。
今回の作品たちには、今まで以上に強い想いやメッセージを込めました。
30年後、地球上の人口が100億人とのこと。「生きとし生けるものが笑顔で幸せに暮らせる地球を繋げるために、今、私たちは何をしないといけないのか?」とのメッセージを込め、笑顔のような『笑』の書を100枚書きました。
また、奏上するための祝詞を書くことから、いつしか作品として取り組み、気づけば五年の歳月が経ち、河内国一之宮枚岡神社に御奉納させていただきました。
一つの妥協もなく、全てが納得できる作品を創るため、 日課のウォーキングは神社にお参りし、自分自身を祓い清め、澄んだ美しい心でいれるよう心掛け、御神水で墨をすり制作に向かいました。
 「ご奉納した書には、自然に畏敬の念を抱かずにいらせませんでした。
一つの書が完成されるまでに、自分の内側の誠実さと向き合う一貫性がいかに大事か。誰かからの評価以上に、自己に正直であるか。妥協をせず、自分を生きることの素晴らしさを、凛穂さんから教えていただきました。」と尊敬する方よりお言葉を頂戴いたしました。
 
もう25年になるでしょうか。うずたかく積まれる書き損じの紙をリサイクルしたくて、我が家ではエビフライの下には万葉集が書かれ、フライパンを拭くのも書き損じの半紙。また和紙作家の方に、書き損じの紙を溶かし漉きなおしてもらったり、コースターやしおりを制作したり、試行錯誤を重ね続けてきました。
そしてこれからも、地球が元気を取り戻し、人々が笑顔で幸せに暮らせる世界になるよう精一杯力を尽くしてまいります。
 
 
 
来年、書歴半世紀を迎えます。偏に皆様の支えをいただきましたからと、心より感謝申し上げます。これまでと変わりなく、天に全てを委ね、ありのままの凜穂で、書と向き合い生きていきたいと思います。
これからもご指導いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
ご意見など何かございましたらお聴かせいただきましたら嬉しゅうございます。
くれぐれも、お身体をおいといくださいませ。
皆様のお幸せを心よりお祈り申し上げます。