文房四宝展

テーマ:
大阪市立東洋陶磁美術館にて
 
文房四宝の展覧会を観てきました。
 
素晴らしいお道具の数々に感動しきり。
 
その歴史は古く、
 
今の時代にこれを観れる喜び、
 
受け継いできてくださったことに感謝します。
 

 

現存する最古の筆は
 
紀元前のもので筆管は木、筆頭は兎の毛。
 
現在残っているものは最盛期のお明時代以降のものが多く、
 
消耗品である筆の筆管の細かな彫りに装飾に固まった。
 
墨もまた同様に文字や絵が施され、
 
これは勿体無くて使えない。。。
 
硯は極上の石。
 
如何にも滑らかな細かな粒子に墨が擦れそうな、
 
硯の縁だけでなく裏にも、これまた素晴らしい彫りによる装飾で、
 
拓本もまた美しい。
 
紙は芸術的で、このまま額にいれたいほどの
 
美しい細かな文様が金で施されていた。
 
小さな印材の上には、虎、牛、亀、
 
可愛い獅子がこちらを見ている。
 
そして、水滴のチャーミングなこと、
 
筆筒、筆洗、墨床の彫りの装飾は、
 
なんとも美しい完成された芸術品。
 
政務に多忙だった文人が身につけるべき
 
「書、詩、画、篆刻」
 
それは、お気に入りのお道具に囲まれ、励んだのであろう。
 
時には仲間とお道具について話をしたり、
 
贈ったり合ったりしたのかもしれない。
 
芸術性の高い、工芸品としての価値の高さを目の当たりにさせていただいた。