あっという間に11月も終わりに近づいてきました。
先週19日、日本大学 生産工学部での公開講座を終えました。
どのような方々が どのような思いでお越しくださるのか?
どんな話を期待してくださっているのか?
全員に満足をしていただくのは難しいことだから マイペースでいきましょう~と
「modern 書 artは 人の心を優しく包む」
書道は難しいものではなく、身近で、人の心をつなぐ優しい芸術であること。
私の歩いてきた道のり、生まれた作品たちを紹介し、
そして、漢字の面白さをお話をし、
最後には「漢字五体」で「育」を表現しました。
講演が終わって 皆さん舞台に来られ、
漢字五体をしみじみとご覧になり、
いろいろとご質問をされました。
こんなに多くの方々が 書道に興味を持ってくださっていることに 驚きと喜びでした。
今月は 大阪芸術大学に始まり、ワコールスタディホール、日本大学での授業、西濃会での講演、そして日本大学生産工学部公開講座、もちろん毎月のお稽古、
書を伝える、指導する機会を多くいただきました。
そういう機会では いつも考えることは、
どんなふうにしたら、皆さんが書の良さを理解でき、
楽しくて、書道を書きたいと思ってくださるんだろうか?
私を支えてくれた、この素晴らしい書道を皆さんに知ってほしい!
それを伝えることが私に与えられた使命。
使命を果たせるように 私の成すべきことは?
自問自答の日々。
そこには、私の書く力がなければ 始まらない。
だからいつも臨書からスタート。
あらためて お稽古を重ねる大切さを感じ、
これまで書道を続けてこれたことに感謝の思いでいっぱいになりました。
私に伝える機会をくださった皆様、
私の話を懸命にお聞きくださった皆様、
本当にありがとうございました。
これからも 書が素敵な芸術であることをお伝えできるよう、
私自身が進化していけるよう精進いたします!!
どうぞよろしくお願いします。


