うん十年、書道を続けてきて

来る日も来る日も

墨をすり 筆を持つ。

そして 臨書をする。

個展の作品を仕上げないといけない時でも臨書をする。

なぜなのか?



若い頃 お手本をもらわずに自分の作品を書きたいと強く思った。

しかし それは容易いことではないと痛感した。

線が 軽薄

紙にくい込んでない

上滑りしている

そのくせ かっこつけて 大げさな払いや撥ね。。。

自分の短所ばかりが目につく

もう、いや~~~~~~~~~~

書道やめる!!



。。。やめれなかった汗

やっぱり 好き。

じゃあ どうするの?

基本をしっかりやろうと

ひたすら 臨書!!

今も アトリエに座ると まず臨書。

先人の手本と同じに書くことの難しさに四苦八苦しつつ

それを学ぶことと 平行し 

自分からあふれるものを紙に表現する

これが創作。

臨書と創作は 両極にあるように思う。










image