祇園祭巡行の日
草乃しずか日本刺繍展でトークショウを聞かせていただきました![]()
どの作品も美し過ぎて どう表現していいのかわかりません・・・![]()
布の色彩をベースに 糸の奏でる色と模様の繊細な美しさ・・・
そして作品は物語の世界に連れていってくれます![]()
トークショウをお聞きしていると・・・
おこがましいのですが 自分の書への想いと重なりました。
妻として 母として 生きる中・・・
色々なことがあり
辛いことから逃げない私でいれるように
支えてくれたのは 「書」でした。
そして 一人の人として 生きれることを教えてくれたのも「書」でした。
作品は その人そのものです・・・
自分のありのままの姿を表現してしまいます・・・
墨を磨る時間は 心の葛藤を整理する時間でもありました。
いつまでたっても 整理できないまま とろとろの墨だけが放置されていたこともありました。
筆をもつ気持ちにまで 持っていけない 情けない自分がいたり・・・
それでも書くことをやめられずに
子供たちへの想いだったり・・・
逃避の心だったり・・・
自分を励ましたり・・・
そして いつしか
世界中の人たちが 動物や植物たちが 地球が・・・
みんな みんな 幸せでいれるようにと 祈りを込めて・・・
想いは膨らんでいきました。
だから草乃先生が お子様をいとおしく思い・・・
亡きお母様と会話するために 糸を刺した心を お聞きしたとき
胸がいっぱいになりました。
その優しいお人柄からの 愛にあふれた
息をのむほどの素晴らしい作品の数々
機会を見つけて 皆さんにもご覧いただきたいと思いました。
草乃先生 ありがとうございました。
心の栄養になりました。
