さわやかな 良いお天気ですね
家事をしつつ 電話 メール・・・用事は尽きない
バタバタと 午前中が過ぎていく・・・
午後洗濯物をたたんでいると 息子が
「お母さん ゆっくりしいや・・・
たまには ゆっくりせなあかんで・・・」と 言って出かけて行った。
お言葉に甘えさせていただいて・・・
リビングのソファに横になってみた・・・
テラスからの風が頬をなでてくれる
こんなことするの・・・いつぶりかな～
そしたら・・・始まる自分への質問
どうして こんなに忙しい思いをしても 書道をするの
書がすき～～
書くだけなら こんなに忙しくないよ
うんうんそうだね・・・
遊筆町家凜穂を始めて 今まで直面したことのない 疑問やしないといけないことが山積みになった
しかも 苦手なことばかり・・・
じゃあ 制作だけしていたら いいのに・・・
それだけでは 私の中では 満足ではないのね・・・
書道の指導をしだして もう１３年
最初のころ・・・お教室のみんなが 楽しそうで どんどん書道を好きになって 上手になって喜ぶ笑顔を見るのが すごくうれしくて 私も楽しかった
４年半前の個展以降は その笑顔がお教室の中だけにとどまらず とても広くなっていった・・・
書作品をみる・・・という感覚ではなく 作品の前に立った時
今のその人の心の暗い色に ほんの少しでも 明るい色を注せたらいいな
そんな想いが芽生えた
胸に鉛のようなものを抱えて過ごしていた月日・・・
真っ白な和紙を見つめながら 墨をすることで 私の心は癒された・・・
その時間は 書道のお稽古の時間ではなく 心の治療時間だったのかもしれない・・・と今は思う。
神様がくれた贈り物・・・私だけが知るんじゃなくて みんなに知らせたい
この感覚を伝えたい
これは 私の任務かも・・・と思うようになった
なぜなら ４年半で９回の個展・・・しかもパリでも開催・・・
こんなふうに導いていただけたことには意味があると思う。
個展開催はすごく大変なことだけど 何もわからず出来なかった私を 回を重ねるごとに成長させてくれた。
ありがたいことです
だから 私のお稽古は まずは 楽しむ
そして それぞれが 自分とそっと向き合って 心の声を聞く時間にしてあげて・・・
がんばってる自分を ねぎらい励まして 明日へのエネルギー注入
元気な人は ガンガンにしごきます
なんてね
いいえ優しい先生です
だから がんばります
書道の素敵さ・・・またパリに・・・
世界中に・・・届けに行きます
夢は 大きくです・・・ね