プラトモ
2025年7月30日 発売
LINKL PLANET 4thシングルの表題曲。TVドラマ「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」エンディング曲。センターはこのドラマにプラモデル部副顧問・ナツ役で出演する尾本侑樹奈が務める。
全体を通して落ち着いた優しい旋律を奏でる曲。穏やかなテンポから始まり、サビの部分のリフレインが耳に残る、そんな曲です。
歌詞はかなりストレートに「プラ友」「プラモ」愛を綴ったもの。ワタシ『胸にいつもガンプラを』のレビューで「もっと直接的にプラモ愛を語る歌詞にしても良かったのでないか?」という旨を書いたのだけど『プラトモ』はまさにそうなっている。プラ友への友情、愛情、そして、プラ友を通じてのプラモデルへの興味、実践、熱中へと進化する様を具体的なコトバで繋げています。
で、ちょっとハナシは逸れるけど、リンプラのスポンサーであるバンダイの狙いは正にココにあるんでしょうね、リンプラの役目ってゆーか、リンプラを作った狙いが。歌詞に出てくるプラトモをリンプラに当てはめてみれば、プラ友⇒リンプラに惹かれた人が、プラモにも興味を持ってそれがどんどん広がっていくって世界ね。リンプラの人気が出れば出る程プラモ市場が拡大するってゆー、それがバンダイにとってのリンプラを作った究極の目的なんだろう。
あと、この曲、バランス的にセリフ部分は必要か?と思わなくもないのだけど、このクサイ(!)セリフを照れずにやれるのは尾本だけなんだろーなー、と。ユッキーのそーゆーところもメッチャ好きなんだけどね(*^^*)。もしかすると、センターが尾本じゃなきゃセリフは無かったかもね、とか思う。
ミュージックビデオはメンバーの良さが凄く出ていてファンなら見入ってしまう出色の出来。序盤はストーリー仕立て、中盤以降はパフォーマンス中心。ストーリー部は透明の箱の中にいる主人公:尾本が外の世界で楽しく踊る佐藤に惹かれて外に出ていく。すると沢山の仲間が集まってきて…、みたいな世界を表現。パフォーマンス部は振り・ダンスだけではなく、リンプラの魅力を「これでもか!」といった感じでリフレインさせている。終盤のプールの上でのシーンは背景の美しさも相まって彼女たちの可愛さと美しさを際立たせています。「ホンマ、こりゃ何時間でも見れますわ…」
最後に、まだ執筆時点(2025.7.12)でリアルに歌うリンプラを見る前なので個人的に注目しているところを言わせて頂くと、セリフの少し後の鈴木が歌う Ah~ の部分ですかね。MV等では控えめ?に編集されているけど、ライブでは華凜ちゃん、思いっきりの声量でブチかましてくれるんじゃないかなぁ!?とちょっと期待しております。