こんな話を読んだことがあります。
狼の雄同士の闘いについて。
牙を見せ合って激しく闘っても、片方が負けを認め、体を横たえ急所の喉元を無防備にさらすと、勝者は決してその喉に噛み付いてとどめを刺したりしない。
狼は凶暴な牙を持っているからこそ、同時に武器の使用を制御する本能も発達させてきました。
もし、制御する力がなければ、仲間同士傷つけあい、種の存続が危うくなってしまいます。
しかし、人間は武器を制御する本能を持っていない。
進化があまりに急速であったため、殺傷力の強い武器を作れる頭脳だけは発達したが、それを制御する本能の発達が追いつかなかった。
狼と違って、人間は自分の仲間を無為に殺すことがある。
そして殺傷力の強い武器が使用されれば、全人類は破滅に向かう可能性もあるのだ。
そう筆者は警告しています。
では、どうすればよいのか。
その文章の中では、
どうぶつの制御本能にもっとも近いもの、それは、人間の倫理観だそうです。
