これ読んだシリーズ、今回ご紹介するのは、『ファイア・ドーム』(上下巻)。
先月発売された話題の1作です。
あらすじ![]()
1994年、地方都市で起きた誘拐殺人事件。報道をきっかけに平穏だった町が噂で燃えさかる。
そして鎮火したかに見えた火種が、25年の時を経て再び被害者家族を苦しめる。
感想![]()
重い話です。
噂は怖い。
現実の世界でも仮想の世界でも、無責任な言葉の積み重ねはいつしか悪意という血肉を持ってモンスターに育つ。
いろいろと考えさせられました。
わたしは今まで正しく行動してきたのだろうか。
物語を物語として切り離せない。直接心を叩かれるような、本を読んでそんな気持ちになったのは久しぶりです。
心に残った一節![]()
「どんな願いや思いを込めても、受け手に土壌がなければ、人はたとえそれが事実であっても、事実を事実の通りに受け止められない。」
